こんにちは
サンカの中村です。
(;゚Д゚)一日に何回も暑いという言葉を発しています。
もう少しすれば多少涼しくなりそうです。待ち遠しいですね。
本日は、時期的にも活動が活発化してきているハチについてご紹介します。
※この記事は令和6年7月に更新されています。
- ハチの生態について
- 時期から考える駆除の危険度
- まとめ
ハチの生態について
ハチの1年のライフサイクルについて簡単にご紹介します。
春~:女王ハチが越冬から目覚め、巣作りを始める
春~夏:兵隊ハチが徐々に生まれ、巣を大きくしていく
夏~秋:次世代の女王バチ候補が生まれる、もっとも警戒心が強まる
秋~冬:女王バチが結婚飛行をしたのち、冬眠にはいる
という感じです。
これはミツバチを除く、アシナガバチ、スズメバチのほとんどの種類に当てはまります。
こちらからわかるように、アシナガバチ、スズメバチは1年以上同じ巣を使うことはありません。
また、完全な冬、12月下旬から3月までは巣があっても中身は空になります。
時期から考える駆除の危険度
時期別に、簡単な状況と危険度をまとめます。
(☆が多い方が危険です!)
春~:危険度☆☆
女王バチが巣を作り始めたばかり、5センチ満たないくらいの巣が多く、まだ兵隊も生まれてないため女王バチ一匹をやっつけるだけで駆除が完了する。
この時期に大きな巣がある場合は去年の巣である可能性が高い(中身が空)
夏~:危険度☆☆☆
兵隊ハチが生まれ、巣の大きさも10㎝~以上になってくる、巣を守るハチが常にいるため注意が必要。
環境によっては急激に大きくなる巣もあるため、去年の巣かどうかはすぐには判別が難しくなってくる。
秋~:危険度☆☆☆☆☆
巣の大きさはその年のMAX状態!次世代の女王バチ候補が生まれる時期で、警戒心もMAX!!
秋の登山やハイキングで被害が出る理由です。駆除は業者さんに絶対任せましょう。
しかし、巣を見つけた時期が11月下旬~12月頃で、むやみに刺激しない場所であれば、放置しておけばすぐに中身は空になります。
冬~:危険度☆
12月下旬~2月下旬頃のハチの巣は、ほぼ空の状態です。12月下旬に見つけたとしても念のため1月頃まで放置してから回収しましょう。
しかし、中に死骸が残ってるかもしれませんので手ではとらず、道具を用いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
色んな時期にハチのお問い合わせはあります。
われわれプロは時期にあったアドバイスや行動を致します。
中村幸平
害虫と一言に行っても様々な種類、大きさ、生態がございます。
今まで培ってきた経験と知識で、お客様に喜んで頂ければ、私も笑顔になってしまいます。
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