こんにちは、サンカ店の中村です。
9月に入り猛暑も少しづつ和らいできましたね。
今回はこの時期にお問い合わせの多い、ハチのご紹介です。
※この記事は令和6年7月に更新されています。
- 巣がないのみ集まっているハチ
- 原因と対策
- まとめ
巣が無いのに集まっているハチ
ハチは時期によって危険度や巣の大きさが変わります。
今回は、たびたびお問い合わせのある「巣は見当たらないけど、ハチが沢山いる。」というケースのご紹介です。
このお問い合わせは実際に年間で何件もあります。
庭の木や生垣に集まっていたり、軒下に集まっていたり。
巣を作られるんじゃないか・・・?
ハチそのものが怖い・・・
なぜ集まってるのか不安・・・
という理由でお問い合わせいただくケースがほとんどです。
原因と対策
原因ですが、ミツバチは分蜂といって、いわゆるお引越しをしますのでミツバチ以外のハチ、アシナガバチとスズメバチのケースのみご紹介します。
軒下などの家屋にハチが大量に集まっているケースですが、これはよく秋口にお問い合わせが多いです。
女王バチを送り出し、役目を終えたハチが目的もなく集まっているケースや、台風や、草刈りなどで巣が破壊され路頭に迷っていたりするハチです。
放置しておけばそのうちいなくなります。ほとんどのケースにおいてその場でまた巣を再構築する事はありません。
怖い場合は業者に依頼しましょう。
生垣や木に集まるハチですが、これは6月~9月くらいに多いです。
単純に樹液や木についている虫が出す甘露をもとめて集まっています。多くなると一つの木に10匹ほど群がっている事もあります。
餌を集めるのが目的なので、刺激しないような場所であれば放置しておけば大丈夫です。巣を作ることも基本的にありません。
しかし、木の剪定(せんてい)をしたい場合は危険を伴います。
集まってくる時期を避けて行う(冬~春先)か、まだ明るくなる前の早朝、もしくは暗くなってくる夕方、日差しの強い正午あたりですとハチの活動がすくなくなりますので、タイミングをみて行うしかありません。
来るものを殺虫しながら、行うのはお勧めしません。脚立などにのってる場合は足場も不安定ですし、後ろから刺されてしまうケースもある為です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お問い合わせ頂くお客様のほとんどが原因がわからないための恐怖を抱いています。
私も昆虫博士ですべての事を知っているわけではありませんが、これからも経験による、少しでも安心できる記事をご紹介できればと思っています。
中村幸平
害虫と一言に行っても様々な種類、大きさ、生態がございます。
今まで培ってきた経験と知識で、お客様に喜んで頂ければ、私も笑顔になってしまいます。
最新記事 by 中村幸平 (全て見る)
- ハチが集まっている!でも巣は見当たらない。原因と対策。 - 09/20/2024
- このハチの巣は自分で回収できる?ハチの生態からわかるポイント! - 08/23/2024
- 何度とってもクモが巣を張る、理由と対策 - 07/26/2024