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ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは。ターミニックス浜松の森田です。
今回もカメムシの知識についてご紹介していきます。
〇カメムシの種類
カメムシ類は、日本では37科600種が知られています。カメムシ類の多くは成虫で越冬しますが、10~11月頃カメムシ類が建物に侵入し、悪臭を放出して問題を引き起こします。山間のホテルや旅館等では、秋の観光シーズンと一致するため深刻な問題になっています。また、東京、大阪、神戸等の都市近郊でもカメムシ類の被害が増えています。これらは宅地を造成し住宅を建てることで、周辺にマメ科のクズが繁茂し、これが発生源になる場合が多いようです。
このように、建物に飛来するカメムシは山地で発生する種と都市近郊で発生する種に分けられ、また地域によっても優先種が異なっています。
カメムシ科―クサギカメムシ、スコットカメムシ、ツマジロカメムシ、ヨツモンカメムシ
ナガカメムシ科―マダラナガカメムシ
ツノカメムシ科―ベニモンツノカメムシ
以上は山地で発生する。
マルカメムシ科―マルカメムシ
これは都市近郊で発生する。
主なカメムシの特徴
クサギカメムシ 体長 15mm前後 濃い緑色
外観 明褐色の地に、不規則な黄褐色の斑紋がある。
分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
スコットカメムシ 体長 10mm前後
外観 胴色光沢のある暗褐色で、背面中央に白紋がある。
翅(はね)の先端は、腹部より長く突出している。
分布 北海道、本州
マルカメムシ 体長 5mm前後
外観 黄褐色に黒い点刻を密にちりばめる。角張った丸い形状。
分布 本州、四国、九州
○調査と駆除
調査作業
・カメムシの所在を突き止めること。
・生息場所を把握すること。
家屋周辺―良く侵入する軒下、窓枠、換気口、通気口を調査する。
家屋室内―窓枠、玄関、勝手口、換気口を調査する。
駆除方法
調査をした場所のエリアで生息していたところに液剤にて処理を行う。
窓などのガラス面に薬剤処理を行う。
〇まとめ
カメムシにもたくさんの種類が存在します。生息するエリアも都市部や山間部で変わってきています。調査を行い、場所にあった処理を行っていかなければなりません。