ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす

ダスキン ターミニックス サンカ

無料で調査・お見積いたします!
公開日: 2017/08/11 - 最終更新日:2017/08/16

ヤスデ!?発生原因と対策方法

坂神啓太坂神啓太
  • シェア
  • twitter
浜松営業所の坂神です。
突然、雨が降ったりと変な天気が続きますね・・・
ジメジメ、ムシムシと暑さでだらけてしまいます(笑)
今回は6月〜10月頃にかけて発生する「ヤスデ」についてご紹介いたします。
 
目次

  • 大雨の後は大発生!?
  • 対策
  • まとめ

大雨の後は大発生!?

なぜか雨の多い時期になると、庭先などで大量発生するヤスデ。
脚の多さと、しま模様という見た目の不気味さに加え、体液からくさい特異臭を放つというおまけつきです(笑)
動きが遅く「無害」な存在とはいえ、家の中に入って来られてはたまったものではありません。
雨が降る降らないに関係なく、ヤスデはもともと集団を形成する性質があり、普段は土の中や落ち葉の下に隠れて見えないため、大量にいたとしても目立ちません。
ヤスデは6~10月によく見られますが、8~10月の間に産卵し、それらが10月下旬頃に孵化したあと、ちょうど梅雨の時期である6月に成虫になります。
一度に150~300個も産卵するといわれており、それらが一度に成長することで突然大量発生したように感じられるのかもしれません。
なぜ、ヤスデは表に出てくるか?一説によると地中にいて溺れない為にあわててブロック塀に群がったり、壁をよじ登って室内に侵入すると言われています。
 

対策

もっとも根本的な対策となるのが、「生息できる環境をとり除くこと」です。
ふだんは土と植物がある場所に生息しているヤスデは、落ち葉が積もった地面などを好みます。
家周辺の落ち葉を掃除するだけでも、室内侵入のリスクが大幅に減るはずです。
またプランターや植木鉢などを直接、地面に置かず台などに置く事でも変わります。
色々な害虫に当てはまりますが、日当たりや風通しを良くすることで害虫が住みにくい環境を作りましょう。
侵入対策としてホームセンターなどでも売っている粉剤(粒剤)を家の外まわりにまいたり、ヤスデが侵入しやすい「窓のすき間やレール部分」「庭に面した出入口」「通風口」などに、あらかじめ殺虫剤をまいておきます。
風などで飛ばされないように水を霧吹きなどを使い固めると薬の持ちがよくなります。
 

まとめ

ヤスデは雑木林や畑などの土中に生息しています。
主に落ち葉や枯れ草、菌類、きのこなど植物性のものを食べています。
またその糞は有機物に富み、植物の栄養源になります。
しかもご丁寧に、ヤスデは自分の糞中の未消化の落ち葉などを二度喰いしますので、植物は完全に分解され、土中の微生物の育成にも貢献しているのです。
ですから自然界では分解者として、良質な森づくりには欠かせない存在となっています。
また畑の土中には、多くのヤスデが自然な状態で生息しており農薬を使用していない目安にもなっているそうです。
見た目が醜悪であっても、ぜひ益虫としてもっと大切に保護してあげたいですが室内には入ってこないでほしいですね(笑)
  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.
坂神啓太

坂神啓太

笑顔が一番!ターミニックス事業部浜松営業所の坂神です。お客様が笑顔になって頂けるのが、最高のごちそうです。これからも、お客様の害虫に対しての不安な顔を笑顔に変えていきます!

関連の記事

Copyright (C) DUSKIN SANKA All Right Reserved.