も、もう、汗が止まりません・・・すでに夏が心配な浜松営業所の坂神です。
これからの季節アウトドアシーズンになってきて、BBQが楽しみです♪(#^^#)
今回は危険生物第二十二弾として、日本最大の殺人ハンター「オオスズメバチ」をご紹介致します。
- オオスズメバチとは?
- 危険性
- 対策
- まとめ
オオスズメバチとは?
日本に生息するスズメバチの仲間は全部で16種類もいます。
その中で最大の「オオスズメバチ」の体長は、最大で4センチ程度にもなる大型の昆虫です。
攻撃的な性格と、大型の哺乳類(人間を含む)を殺すことも出来るほどの強力な毒針を備えている正に戦闘タイプの危険昆虫と言える存在です。
オオスズメバチの狩りは、10匹の部隊で1万匹規模のミツバチの巣を壊滅させたり、他のスズメバチの巣を襲撃したりと、とても獰猛(どうもう)です。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
危険性
オオスズメバチの毒は、セロトニンやヒスタミンなど、痛みを引き起こすアミン類のハチ毒を待っています!
実際にハチに刺されると患部が腫れたり、嘔吐や悪寒などの症状が起きたりしますが、実は一度刺されただけで命を落とすことはあまりないそうです…。
ただ、アレルギーを持つ人が刺されると、アナフィラキシーショックによる呼吸困難や意識障害などが起こり、命を落とす危険性があります。
ショック症状は、刺されてから15分から1時間程度で現れるため、この間に適切な処置をする必要があります。
また、2回以上刺されると、ハチ毒に対する抗体が上がって過敏に反応してしまうため、危険度はより高まります。
対策
・長袖で白系の服を着る
黒や赤系は襲われやすいことが分かっているので、避けましょう。
・匂いの強いものは身に付けない
強い匂いは、花だと思われて蜂が寄ってきます。
・頭部保護と髪(黒系)を隠す意味で、帽子を被る
また、意外に有効なのは自衛隊員が着ている迷彩柄の服のようです。
隊員は山林で演習を行いますが、蜂に刺されたという被害はあまり聞きませんね。
しかし、全身迷彩服だとかなり怪しいですね・・・(笑)
気を付けていても刺されてしまう事はあります・・・(;゚Д゚)
まずは、焦らず「傷口を冷水で洗う」次に「手で毒液を絞り出す」これだけでもかなり有効です。
どんな毒でも口で吸い出す方法だけは絶対にしないで下さい!
必ず、手で絞り出すか、専用の器具(ポイズンリムーバー)などで処置して下さい。
また、症状が直後に出ない場合や痛みが無い場合も、1日後に出るケースもあり、個人差があるため、大至急病院へ行って下さい。
まとめ
アウトドアをする上で、オオスズメバチとの遭遇を0にする事はできません。
しかし、しっかり準備しておく事で、これらの危険を回避する事はできます。
これからのアウトドアシーズンをより安全に楽しくするためにも、オオスズメバチの特製や性格を理解した上で共存できるようにしましょう。
次回も危険生物をご紹介致します♪
坂神啓太
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