梅雨に入ると聞いて、あまりテンションの上がらないサンカの中村です。
本日はこの時期にお問い合わせの増加するヤスデのご紹介です。
※この記事は令和6年6月に更新されています。
- ヤスデが雨に日に発生する理由
- 予防や対策は?
- まとめ
ヤスデが雨の次の日に発生する理由
この時期になるとヤスデのお問い合わせが増えます。
ほとんどの方が
「昨日が雨で、今朝玄関周りや家の壁にたくさんの虫がいます!」
という内容です。
家の玄関、壁、周辺にヤスデが沢山!
気持ち悪いし、家の中に入ってきたらどうしよう・・・!
と、不安になりますよね。
ヤスデ君はなぜ、家の周りに群がるのでしょうか?
その理由とは、雨が降ることで隠れ家である、土の中に水が入って来て溺れそうになるから・・・です。
人間でイメージすると・・・(^ω^)
学校の避難訓練をイメージしましょう。
火災が起きたら、人が大勢外に出てきますよね。そんな感じです。
ですから、家の中に侵入してやろう、家の壁や中にいる人に危害を加えてやろう、などとは思っていないので安心してください。
しかし、見た目の気持ち悪さや、踏んでしまったり、触ったりすると異臭のする液をだしますので注意が必要です。
ちなみに、185種類ほどいるヤスデの大部分は毒は持っていません。
予防や対策は?
予防としてはヤスデの隠れ家になるような場所を作らないことです。
落ち葉が溜まっていたり、大きな岩、プランターなどの下にもヤスデは隠れます。
住まいの以前の土地が畑だったり、山だったりすると、土の中にヤスデがすでにいるケースもあります。
また、隣が公園、空き地、畑、という立地でもヤスデが発生したりします。
ホームセンターなどでヤスデ用の薬剤も販売しているので、ヤスデが這いまわると予想される場所に散布することで対策となります。
雨が過ぎれば、また地中に戻り、何事もなかったような感じになりますが、ヤスデは8月~9月から卵を産み、来年の同じ時期にまた発生します。
どんどん増えていく前にできるだけ駆除をすることが大切です。
まとめ
ヤスデは雨の多い梅雨や秋口に多く発生します。
逆にその時期を過ぎるとほとんど見かけなくなります。
見かけなくなったといっても隠れ家に戻っているだけなので、何かしなければ毎年でる可能性あります。
発生時期はほとんど一緒なのであらかじめ対策をしておくのも効果的ですね。
ダスキンでも対策することができますので、気になる方は是非ご連絡下さい(^ω^)
中村幸平
害虫と一言に行っても様々な種類、大きさ、生態がございます。
今まで培ってきた経験と知識で、お客様に喜んで頂ければ、私も笑顔になってしまいます。
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