

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
サンカの中村です!!(‘ω’)
なんかあっという間に12月・・・と去年もいっていたような気がします。
時が過ぎるのがはやいなぁ感じてます。
さて今回は冬になると侵入が増えると言われているネズミについて、毒エサの効かないネズミはいるのかをご紹介します。
※この記事は令和4年12月に更新されています。
毒エサの効かないネズミは本当にいます。
効かないといっても、急性毒の餌ではなく蓄積タイプの毒エサです。
毒エサで死なないネズミの事を抵抗性ラットとかスーパーラットと呼びます。
蓄積毒に使用されているのがワルファリンという成分ですが、このワルファリンを分解する酵素をもっているらしいです( ;∀;)ひええ
通常であれば1週間から10日、毒エサを与えれば死亡しますが、1カ月、数か月、もしくはずっと食べさせても死なないのです。
じゃあもっと強い毒を使えばいいじゃん!!!(=゚ω゚)
と思われるでしょうが、そう単純な話ではありません。
強い毒は、警戒されなかなか食べてくれません。
私も蓄積毒の中に混ぜたり工夫をしたことがありますが、強い毒だけ残されるという事も経験しています。
もし毒エサを何回か使用し、食べられている状態で、ネズミが一向に減らないなら、それはスーパーラットかもしれません。
他の方法を考えるか、業者さん(私)に相談した方がいいと思います。
本当に毒エサが効いてないのか、状況によってわからない場合もあります。
現在潜伏しているネズミの数や毒エサの量が適切かなどです。
ネズミの数が多く、毒エサがすべてにいきわたってない。
毒エサの量や補充スピードが遅く、通常のラットでも死ぬまでに時間がかかっている、などです。
蓄積毒はその名の通り、何度も食べさせて蓄積させなければいけません。理想ではなくなったらすぐ補充を食べなくなるまで続けましょう。
いかがでしたでしょうか?
毒エサは、一見簡単に見えて、効果が無いリスクや、何度も食べさせる根気がいる方法です。
また、時間もかかるため、その間、被害(糞、尿、齧り跡)も拡大してしまうのです。