こんにちは。ターミニックスサンカ店浜松営業所の森田です。
今年も残り1週間になりました。2021年もコロナ禍で生活が制限された1年でした。
来年はコロナ前の生活に戻るといいですね。
今年最後の今回は野ネズミについてご紹介します。
- 野ネズミについて
- まとめ
野ネズミについて
野外に生息するネズミを「野ネズミ」といいます。
この野ネズミには、アカネズミ、ハタネズミ、トガリネズミなどがいます。夜行性で夜間での活動密度が高く単独で行動することが多いです。げっ歯類独特の伸びつづける門歯を持っていて、長い尾を持つものが多いです。尾は鱗状の皮膚で覆われ、体毛は全くないかまばらに生えています。丸い耳、長いひげを持ち、体毛色は赤褐色や灰色などの色をしています。両前足で食物をつかんで食べます。各足の指の数は4本または5本になっています。
地下に坑道を掘ったりして、木や根元などに巣を作る。雑食性で草や木の種子、小型の昆虫や土壌動物などを捕食しています。得た食物を巣の内部や色々な場所に分散して貯蔵する習性を持っています。雄の行動圏は雌よりも広く、行動圏の中にいる複数の雌の発情状態を確認して回り、場合によっては一匹の雌が複数の雄と交尾することもある。
春と秋を中心に年に2~3回出産し、一度に2匹以上出産する。場合によっては、7匹以上出産することもある。妊娠期間は20日前後で生後2~3カ月繁殖が可能になります。寿命は約1 年ほどになります。
食物連鎖の底辺に位置することから、外敵が多いです。野ネズミを捕食するものは、イタチ、キツネ、ネコなどの食肉目類、フクロウなどの猛禽類、マムシなどの爬虫類などから狙われています。
野ネズミは家ネズミと比べると人と関わる機会が少ない。
人の生活圏内に足を運ばないかといわれるとそうとは言えません。近年森林伐採などが続き、野ネズミが暮らせる範囲が狭くなっています。また、野ネズミの食料となるものがテリトリー内からなくなってしまえば、人の生活圏内まで足を運び、被害を及ぼす恐れもあります。これらによって家ネズミと同様に家屋に侵入してくるケースもあります。
まとめ
もともとは家屋に侵入してこなかった野ネズミも環境の変化によって近年は家ネズミと同様に侵入してくることもあります。
ネズミも環境によって進化・適応能力をもって対応しています。駆除・防除も変化に対策をとって行かなければなりません。
森田 雄介
所属は浜松営業所にて、静岡県西部のお客様に対してのお困りごと解決を生きがいとさせて頂いております。
スポーツ全般的に趣味ですので、お気軽に話しかけて下さい。
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