こんにちは、ターミニックスサンカの浅野です。
夏は、家庭のお客様からゴキブリのお問合せが多い時期になります。お客様先でゴキブリの卵について質問される事が多いので今回はゴキブリの卵を見つけた時の対処方法についてお伝えさせて頂きます。

卵が隠れているポイント

ゴキブリの卵の基本について

日本に生息し、主に家屋の中で見かけるゴキブリの卵について、種類と特徴を解説します。

クロゴキブリの卵

クロゴキブリの産卵は5～10月の暖かい時期に行われます。メス1匹につき産卵回数は約17回。固くて丈夫な卵鞘（らんしょう）を産卵します。卵鞘の色は黒もしくは濃い茶色。サイズは12～13ミリほどで、形状は俵型です。1個の卵鞘の中には約15～28個の卵が入っており、23～55日の期間を経て、孵化します。1個の卵鞘から孵化する幼虫は平均19匹です。

チャバネゴキブリの卵

チャバネゴキブリの産卵は時期を問わず一年を通して行われます。メス1匹につき産卵回数はおよそ3～10回。薄い茶色の卵鞘を産卵します。見た目は俵型で、少しやわらかめなのが特徴です。サイズは5ミリ前後で、1個の卵鞘の中に約18～50個の卵が入っています。卵鞘が産卵された直後に孵化。1個の卵鞘から孵化する幼虫は平均35匹です。引用

ゴキブリは、暖かい場所を好みます（27度前後は最適温度）。家の中では、冷蔵庫の下や電子レンジの下や裏に卵を産み付ける事が多いです。
温度だけではなく、食べ物のカスが落ちている事で、ゴキブリの餌となってしまうからです。
他にも、シンクの下や食器棚の裏、ガスコンロの下や引き出しの中にもゴキブリの卵が隠れている事がありあす。
キッチン以外では、段ボールの中にも隙間がある為、注意が必要です。段ボールの中は暗く保湿性もありゴキブリの隠れ家にもなります。なるべく段ボールは家の中で保管せずに直ぐに処分をする事をお勧めします。
また、観葉植物も湿度や水分がある為、卵を産み付けられる事があります。

卵の処理方法

ゴキブリの卵は、卵鞘と呼ばれる物によって守られています。
その為、殺虫剤を卵鞘に直接スプレーを散布しても有効です。
これは、霧状の薬剤にも言える事になります。
処理方法は２つあります。1つ目は熱湯をかける方法になります。直接、卵鞘に熱湯をかける為、火傷に注意して下さい。2つ目は、直接卵鞘を潰す方法です。こちらは、袋などに卵鞘を入れてマイナスドライバーなどで潰す方法です。

まとめ

ゴキブリの卵は１つでも孵化してしまうと沢山のゴキブリが家の中で発生していまう為、卵を見つけた時には処理をしっかり行う事が大事になります。

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浅野 敏正

私はターミニックス事業部　岡崎営業所の店長として、従事させていただいております。
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