こんにちは。ターミニックスサンカ浜松営業所の森田です。
今年も残すところあと1週間になりました。今年も1年間お世話になりました。
また来年もよろしくお願いします。
さて今回は、よく電灯などにくっついている蛾についてご紹介していきます。
- 蛾について
- 毒を持つ種類
- まとめ
蛾について
蛾は蝶と同じく、完全変態をして成虫になります。イモムシやケムシなどはもちろん、シャクトリムシなども蛾の幼虫です。蛾の種類は蝶よりもはるかに多く、6000種ほどといわれています。世界各国で珍しい蛾も生息していて、アトラス・モスという蛾は体長が30㎝ほどになるものもいるようです。日本の与那国にも生息しているようです。世界最大級の蛾が、実は日本に生息しているのです。蛾の幼虫は蝶と同じく、種類によって食べるものが違います。親である蛾はもちろん、自分たちの子供がエサを食べる場所に卵を産み付けることになります。その場所は実に多彩です。例えばヒグラシなどのセミに寄生するものや、クヌギやコナラの樹液を餌とする蛾もいます。
蛾と蝶の見分け方はどこかに止まった時に蛾は羽を伏せるようにして止まりますが、蝶は羽をぱたんと閉じた状態で止まります。蛾の触角は先端に行くにしたがって細くなって、わずかに平らになっているものが多いのですが、蝶の場合は先端がマッチ棒のようになっています。また、腹部は蛾がぷっくりとしていて大き目、蝶の場合は細くて小さめです。
印象的には蝶は花で蛾は木から落ちた果物などの回りにいることが多いように思いますが、成虫の蛾で花の蜜を吸うものもいるようです。
毒を持つ種類
蛾の毒についてです。代表的なチャドクガはその名の通り、お茶の木の害虫です。毒といっても、死んでしまうような毒ではありませんが刺されたりすると痒みや痛みが走ります。チャや、ツバキ、サザンカといった木が近くに生えていて、幼虫が集団で葉を食い荒らしていたらチャドクガがいる可能性があります。ドクガの毒は全身にある毒針毛です。この毒針毛は発生木の近くでは風に漂うこともあり、チャドクガに直接触れなくても、痒くなることがあります。
まとめ
蝶と一瞬で見分けるのが難しい蛾。大きい種類は見た目からも不快に感じることが多いです。チャドクガは公園などにもいることがあります。身近にいることもあるので注意しなければなりません。
森田 雄介
所属は浜松営業所にて、静岡県西部のお客様に対してのお困りごと解決を生きがいとさせて頂いております。
スポーツ全般的に趣味ですので、お気軽に話しかけて下さい。
最新記事 by 森田 雄介 (全て見る)
- ネズミの侵入|えっ!?こんな隙間からでも… - 11/24/2023
- コウモリについて|秋口によく見かける? - 10/20/2023
- カメムシに注意|嫌なにおいを放つやつ - 09/29/2023