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公開日: 2019/05/24 - 最終更新日:2022/05/14

カメムシの知識

森田 雄介森田 雄介
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こんにちは。ターミニックス浜松の森田です。

今回はカメムシについてご紹介していきます。

 

目次

  • カメムシの生態
  • まとめ

 

〇カメムシの生態

カメムシ類は、卵→幼虫→成虫と不完全変態をしますが、建物に飛翔し、問題を起こすのは成虫だけです。秋から初冬にかけ、越冬のために集団で建物に侵入し、翌年の春に野山に帰ります。そのため、年2回の発生が見られます。

・建物に飛来する主なカメムシ

行動開始時期―秋から初冬にかけ、一斉に行動を開始する。肌寒い日が続いた後の急に暖かくなった日の昼間、集団で飛来し、毎年決まった場所に侵入する。

好む建物・環境―日当たりの良い南向きの見晴らしがよい家。明るい色の壁。

建物への侵入方法―建物の壁に取り付いたカメムシは、ただちに這いあがって、軒先の隙間、窓、換気口から侵入する。

被害状況―侵入当初は盛んに這い回るので、悪臭のトラブルを引き起こす。

越冬―侵入したカメムシは、そのまま越冬態勢に入るのでなく、暖かければ、出入りを繰り返す。寒くなるにつれて、集団越冬する。翌年5月頃、一斉に目覚め、家から次々と飛び出し野山に戻る。

産卵―新芽の出始めたクズの上に集合し、交尾し、クズの葉の上に産卵する。産卵した成虫は死亡する。幼虫はクズを吸汁して40日前後で成虫となり、羽化後2週間で成熟して繁殖可能となる。5~7月は越冬した成虫、8~9月は新しく生まれた成虫、10月以降は2回目の成虫が見られ、これらが越冬する。

カメムシは葉をかじるのではなく、針状の口を農作物に刺して養分を吸います。一見してわからない被害なので放置してしまうことが多く、いつの間にか被害が広がっている場合があります。

臭い匂いを嫌う生き物が多いせいか、カメムシには天敵があまりいません。そのため、駆除をしないと増える一方です。あらゆる植物に寄生するので、常に対策をしなければなりません。

〇まとめ

カメムシはいつでもどこにでも発生する可能性があります。住宅地でも干した洗濯物の中に入り込んで、服を着た途端に例の臭い液を出す例も報告されています。カメムシを上から見るとそれなりの大きさがある虫に見えますが、正面から見ると実は意外と薄いため、ちょっとした隙間から侵入されてしまします。厄介なのが「潰して殺すと臭い」ということです。

 

 

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森田 雄介

森田 雄介

こんにちは!㈱あゆみっくすのダスキンターミニックス事業部でお仕事をさせて頂いております森田です。
所属は浜松営業所にて、静岡県西部のお客様に対してのお困りごと解決を生きがいとさせて頂いております。
スポーツ全般的に趣味ですので、お気軽に話しかけて下さい。

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