

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは。北島ターミニックスの森田です。
暖かくなり虫たちの活動が本格的になってきています。
さて、今回は、この時期的に目につくであろうムカデの知識をご紹介します。
〇ムカデの生態
ムカデは「百本脚」とも呼ばれ体長は長く、体節米に1対の脚を持っています。40~50の体節は平たく、頭部に1対の触角があります。種類によっては噛みつくことがあり、大顎で皮膚を貫きます。ムカデは屋外では益虫であり、夜行性で昆虫や他の節足動物を餌にしています。昼間は落ち葉の下や、石垣の間、植木鉢の下等に潜んでいます。
〇ムカデの特徴
・ムカデの脱皮
ムカデの脱皮はまず頭部上面に切れ込みが入り、そこから前方へと抜け出すようにして脱皮します。脱皮したムカデは脱皮殻を食べるが脛節など歩肢の先端部の殻は食べずに残します。
・ムカデの毒
ムカデの毒液中には、ヒスタミンが含まれています。またオオムカデ属の中には、毒液中にヒスタミンだけでなくセトロニンという別の発痛物質を含むものもいます。
最も毒性の強いオオムカデ属の毒は、ネズミなどの小型の哺乳類や鳥を死に至らしめるだけの威力を持っています。人がオオムカデ属に咬まれると、その箇所が激痛を伴って赤く腫れ上がります。トビズムカデやアオズムカデに咬まれた人の場合は、腫れが引くまでに1週間から10日ほどかかります。
ムカデに咬まれたらアンモニア水を塗ると効き目があります。また抗ヒスタミン剤を含んだステロイド軟膏を塗るのもよいと言われていますが、専門家への受診をおすすめします。
・ムカデとヤスデの見分け方
ムカデの尾端にはその前方の足より長い足が1対あるがヤスデの場合尾端には足も突起しない。
1つの胴節に1対の歩肢があるのがムカデで第2胴節かつ第3胴節ないし第4胴節には、それぞれ1対の歩肢、それ以降にそれぞれ2対の歩肢があるのがヤスデ。
つついたり、触ったりしたときに、臭いのする液を分泌するのがヤスデ、臭いがしなければムカデ。
〇まとめ
ムカデにも毒を持っているものも存在しています。
もし、咬まれたりした時には、対処等を適切に行いましょう。