こんにちわ、サンカの中村です。
前回はネズミの駆除に毒エサを使用する事のメリット、デメリットについてご紹介しました。
今回は実際にネズミに毒エサを食べてもらうために、何が必要かをまとめてみました。
〇ネズミに毒エサを食べてもらうために必要な3つの事
いくら強力な毒エサでも食べてくれなければ効果は一切でませんよね。
特に、被害の大半、8割といってもいいかもしれないクマネズミなどは警戒心強いです。
どうやったら食べてくれるのか?3つのポイントを紹介します。
①室内にある他の食べ物を無くす
ネズミは雑食性でなんでもたべます。
お米、お菓子、果物、仏壇のお供え物、ペットフード・・・
私のお客様に石鹸がかじられた、観葉植物がかじられた・・なんて方もいました。
他に食べられるものがあれば、毒エサを食べる確率が減ってしまいます。
ネズミが辿り着くことができない場所、冷蔵庫や棚の中、プラスチックケースなどにしまいましょう。
②ネズミが良く出現する場所に置く
ネズミがいない場所においても意味がありませんよね。
ネズミが出てくる場所、糞の近く、食害近く、とにかくネズミの侵入口、通り道、活動場所に置きましょう。
よくネズミが活動場所とするのが
キッチン、冷蔵庫の下、裏、床下、天井裏、食品庫などです。
ネズミが確実にいるのに食べない場合は、毒の入っていない餌で慣れさせてから毒エサに切り替えるとなおいいでしょう。
③ネズミの好きなものを混ぜる
ネズミは雑食性とはいっても種類によって好きなものが少し違います。
ドブネズミは種子類(ナッツ系)、果実類
クマネズミは動物性食物(肉や魚)
ハツカネズミは種子類(ナッツ系)
などです。
現場で被害のあった食品(ドッグフードなど)があれば、それを混ぜてもいいでしょう。
サラダ油やソース、しょうゆなど調味料をしようする方法も使えます。
〇まとめ
せっかく買った毒エサも効果が無いともったいないですよね。
現場によって効果的な方法がかわりますので、ぜひ色々試してみて下さい。
The following two tabs change content below.
私はターミニックス事業部の岡崎営業所 副店長としてお仕事させて頂いております。
害虫と一言に行っても様々な種類、大きさ、生態がございます。
今まで培ってきた経験と知識で、お客様に喜んで頂ければ、私も笑顔になってしまいます。