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公開日: 2017/11/07 - 最終更新日:2017/11/02

含水率 Ι 腐朽菌 Ι 床下の湿気 その3

白石祥勝白石祥勝
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お久しぶりです、シロアリお役立ち情報担当の白石です。
近頃は、夜から朝にかけて、かなり冷え込むようになり、いよいよ冬本番という感じになってきましたね。
私、白石は、先週から石油ストーブを既に出しております(笑)
さて、今日の記事は、先週に引き続き含水率に関する記事となります。


目次

  • 前回までのおさらい
  • 腐朽菌とは?
  • まとめ

 

前回までのおさらい

先週、先々週と、含水率の記事を投稿させて頂きました。
含水率とは、木材に含まれる水分量を表す数値で、含水率13%~18%が理想的、含水率25%~は多いという基準を、お伝えしました。
含水率25%~のまま放置しておくと、木材の老朽化が著しく早まり、お屋敷の寿命を、縮める原因になることも併せてお伝えしましたね。
その理由として、前回の記事の終盤で出てきた“腐朽菌”という菌が活発に活動することが原因というところで終わりました。
本日は、その腐朽菌とは何なのか?ということをご説明致します。

 

・腐朽菌とは?

以下wikipediaから引用

木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)とは、木材を腐朽(腐食による劣化)させる腐生菌のうち、特に、木材に含まれる難分解性のリグニンセルロースヘミセルロースを分解する能力を持つもの。特にリグニンの分解は事実上この菌類のみに限られている。ダイオキシンもまた分解する事から利用が進められている。
木材腐朽菌の繁殖条件は、適度の水分温度酸素栄養分であり、湿度85%以上、木材含水率が20%以上、温度は20 – 30、高温多湿の環境を好み、酸素を必要とし、栄養分は木材に含まれるリグニン、セルロース、ヘミセルロースである。

 

かなり専門的な言葉が連発してしまいましたね。
それでは分かりやすく、ご説明致します。
木材の含水率が20%を越えると、腐朽菌が繁殖しだし、木材に含まれる成分を分解してしまい、最終的には木材が朽ちてしまい、耐久度も著しく低下してしまう。
ということなんですね。
いずれにしても床下の木材には、なんのメリットもありません。
恐るべし、腐朽菌・・・


まとめ

いかがでしたでしょうか?含水率から腐朽菌までの記事、読んで頂けましたでしょうか?
いずれにしても、やはり床下は乾燥していたほうがベストです。
腐朽菌に木材を台無しにされる前に湿気を溜めない対策をすることが必須となってきますね。

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白石祥勝

白石祥勝

私は、ターミニックス事業部のシロアリ事業部に所属しており、入社10年目でまだまだ中堅ですが、お客様の床下の湿気や白蟻などの害虫に対して一生懸命アドバイスさせていただきます。

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