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公開日: 2017/09/07 - 最終更新日:2017/09/06

平和の象徴・ハト  その恐さと被害事例

蒔田好孝蒔田好孝
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こんにちは。豊橋営業所の蒔田です。
日中は残暑厳しい日が続き、夜は涼しくなってきて体調を崩しやすい季節になってきました。

今回は、平和の象徴と言われる『鳩』についてです。

 

目次

  • ハトの本能
  • よく聞く被害事例
  • まとめ

 

 

ハトの本能

『ハト』と言えば、公園などでよく見かける生き物の1つではないでしょうか!?
駅のホームや歩道橋などの鉄骨に、ネットが取り付けてある場合はハト対策です。
なぜ、そこまで大がかりにやらなければいけないのか!?

それは、『ハト』の本能にあるからです。

ハトは安全な寝床を見つけると、そこを巣として認識してしまい、繁殖していきます。
そして、巣を認識した『ハト』は、遠くに追い払っても、帰巣本能(遠くの場所からでも自分の巣に戻ろうとする習性のこと)が強いため、また戻ってきてしまうのです。

 

鳩レースと言われる競技があります。この競技は、鳩の本能を利用し遠くから巣に早く戻ることを競う競技です。
レースによっては1,000㎞(東京~大阪までが約500㎞)を超えるレースもあるそうです。
このように、『ハト』には本能的に巣に戻ろうとする習性があります。

そのため、いくらハトを追い払っても戻ってきてしまうのです。

 

よく聞く被害事例

『ハト』の被害として、よくお聞きすることは2つあります。
1つは鳴き声です。

日中、鳴いていて落ち着かない…
朝、鳴き声がうるさくて眠れない…    など多数お聞きします。

巣を作ってしまうと、鳴き声はさらに悪化し、雛にエサを運んで来るたびに声が聞こえてくるため、精神的にも参ってしまいます。

 

そして、もう1つがフンです。
巣を作ってしまうと、概ね同じところでフンをします。そのため、ベランダがフンだらけに…という、お声をお聞きします。

 

そんなフンには、フン自体による一次被害と、フンから発生するダニ被害や感染症などの
二次被害があります。
フンを長期間放置すると、そこからダニが発生します。
部屋にいると痒くなる、虫刺されのような症状が出るということがあります。
これはフンによるダニの影響の可能性があります。

 

感染症に関しては、フンが乾燥することにより、風の影響などによってフンの細かな粉末が空気中に舞ってしまいます。
それを気付かずに吸ってしまうと感染症に罹ってしまう場合があります。

 

近年よく耳にする鳥インフルエンザやオウム病が主な感染症です。
今年4月に、オウム病による被害をニュースで聞いた時には大変驚いたものです。

 

特に、ここ数年は屋根にソーラーパネルを取り付けるご家庭が多く見られます。
その反面、ソーラーパネルと屋根との間に『ハト』が巣を作り、フンに困るというお話をよく聞きます。
ソーラーパネル取り付けの際には、この辺りも考慮していただけると、不安も解消できるかと思います。

もし、ご自分でフンの掃除をされる際は必ずマスクをしましょう。

 

 

まとめ

平和の象徴として、どこにでもいる『ハト』ですが、場合によっては人に危険をもたらす生き物となる場合があります。
しかし、これは『ハト』に限ることではありません。
鳩レースなどで管理されている鳩はしっかりと体調も管理されており、感染症予防もされております。
恐いのは野生の『ハト』です。そして、これら野生ハトに対して巣を作らせないことです。
人と『ハト』との境目を明確にし、共存していければ一番良いのではないでしょうか!?

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蒔田好孝

蒔田好孝

私はターミニックス事業部豊橋営業所の営業主任として、従事させていただいております。15年間様々な害虫に対峙してまいりました、その経験と行動力を活かして、お客様を笑顔にしていきたいと思います。

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