

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは。ターミニックスサンカ浜松営業所の森田です。
5月も終わりになり、そろそろ梅雨時期になってきました。ジメジメとした嫌な時期になってきました。
さて今回は、そんなジメジメとした時期によく見られるナメクジについてご紹介していきます。
ナメクジは、巻貝の仲間で昆虫といわれる虫とはまた違う種類の生き物です、貝殻が退化してこれを「ナメクジ化」と呼び、そのような形になったものがナメクジ科に分類されています。
日本に生息しているナメクジで、花壇やお庭によく出るナメクジは、ナメクジ、チャコウラナメクジ、ナマナメクジ、ノハラナメクジの4種類が代表的です。
植物の葉や茎、つぼみ、花などを夜間や雨の日に出てきて害を及ぼします。
つぼみの内に丸い穴を開けながら花の内側まで食べ進み芯の部分まで食べてしまいます。花びらや葉も食害されます。紫陽花は花と新芽を食害されます。アサガオは花びらやつぼみ等、柔らかい花びらを持つ植物は花を食害されます。
野菜は全般的に多くの種類がナメクジの食害を受けます。キャベツやレタス、白菜などの野菜は葉の中央部まで侵入して食害します。イチゴやキュウリなども丸い穴を開けて食害します。
ナメクジやカタツムリには寄生虫がいる可能性があるため、触ったら必ず手を洗いましょう。また、レタスやキャベツなどナメクジの食害にあいやすい野菜を生で食べる時は、ナメクジが這ったあとの粘液にも寄生虫がいることがあるため、流水でよく洗いましょう。ナメクジにいる寄生虫の一つに広東住血線虫(カントンジュウケツセンチュウ)があります。オーストラリアやアメリカ、日本では沖縄でも感染による死亡例が報告されています。ナメクジやカタツムリの生食、ナメクジが這ったあとの野菜を食べたことなどから感染し、数種類のナメクジ、カタツムリ(アフリカマイマイ。東南アジアから沖縄、小笠原、奄美大島等にかけて生息する大型のカタツムリ)、貝ではスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)などから感染することがわかっています。
花の柔らかい葉や野菜などに被害が多く見られます。野菜などは生息していなくても、這った粘液で被害にもなってしまうので、洗ってキレイにすることが必要ですね。