

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは!サンカ店の中村です。
雨も多く、本格的に蒸し暑い時期がやってこようとしています。
様々な虫が活発化する時期ですが、今回はアリについてご紹介します。
その中でも外来生物として一時期話題となったアルゼンチンアリ(ヒアリではありません)についてです。
●アルゼンチンアリについて
体長2〜3mmほどの小型種で、体色が淡褐色や褐色です。
アルゼンチンアリは、以前から農作物を荒らす害虫として知られている外来種で、わずかな隙間を見つけると、集団で家屋に入ってきては食べ物にたかったり、家屋に営巣したりと、不快を与える害虫です。
「ヒアリ」のように毒針は持たないので、刺されることはありませんが、非常に攻撃的な性質を持っており、小さな大顎で盛んに咬んできます。
咬まれてもチクリと軽い痛みを感じる程度ですが、肌の弱い人や体質によっては、咬まれた跡が赤くなったり痒みが残ったりすることがあるでしょう。
また、他のアリを襲うこともあり、在来のアリを駆逐してしまうため、日本の生態系に悪影響を及ぼすとも言われています( ;∀;)
●生息地など
日本では、1990年代に広島県で確認され、発見された場所は、港のそばであったことから、おそらくコンテナーや木材などの交易物資に入り込んだものが偶然に持ち込まれたものと言われています。ヒアリと一緒ですね。
アルゼンチンアリは人間の移動に付帯して分布を拡大する放浪種で、ブラジル南部からウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン北部に亘る地域を原産地とするアリです。
アルゼンチンアリと呼ばれていますが、アルゼンチンだけが原産というわけではありません。
ちなみにアルゼンチンでは「ブラジルアリ」と呼ばれているそうです(笑)
好む生息場所として、プランターの下やコンクリートの割れ目、マットの下などに巣を作ったり生息をしています。
私も調査でなんどかアルゼンチンアリを確認したことがありますが、それでも在来のアリの方がまだまだ調査以来としては多いと思います。
●まとめ
家屋に入ってくるアリについて、たくさんの数が入ってくると気が滅入ってしまう方もいらっしゃると思います。どんな種で、どこに巣があるか、何故入ってきているかを確認できれば対処も可能となります。
私の経験上多くのアリがエサを求めて入ってくることが多いので、掃除をすることが侵入予防の第一歩と言えるでしょう。