

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは。ターミニックスサンカ浜松営業所の森田です。
早いもので3月に入りました。去年の今頃からコロナウイルスの影響も出つつ1年経ちました。まだまだ完全収束まではかかりそうですね。
今回はこれから暖かくなってくると発生するカメムシについてご紹介していきます。
カメムシ類は、日本では37科600種が知られています。カメムシ類の多くは成虫で越冬しますが、10~11月頃カメムシ類が建物に侵入し、悪臭を放出して問題を引き起こします。山間のホテルや旅館等では、秋の観光シーズンと一致するため深刻な問題になっています。また、東京、大阪、神戸等の都市近郊でもカメムシ類の被害が増えています。これらは宅地を造成し住宅を建てることで、周辺にマメ科のクズが繁茂し、これが発生源になる場合が多いようです。
このように、建物に飛来するカメムシは山地で発生する種と都市近郊で発生する種に分けられ、また地域によっても優先種が異なっています。
カメムシは葉をかじるのではなく、針状の口を農作物に刺して養分を吸います。一見してわからない被害なので放置してしまうことが多く、いつの間にか被害が広がっている場合があります。
臭い匂いを嫌う生き物が多いせいか、カメムシには天敵があまりいません。そのため、駆除をしないと増える一方なのです。あらゆる植物に寄生するので、常に気を付けて対策をしなければなりません。
人にとってもニオイは被害です。カメムシの臭いは青臭いにおいなのですが、カメムシの臭いの成分は青葉アルデヒドという成分です。この成分を持っている食べ物があります。それは普段私たちが食べているもので、きゅうりやトマト、キャベツなどの野菜類のほかに、リンゴやバナナ、イチゴなどの果物や茶葉にも含まれているそうです。
カメムシにも多くの種類が存在しています。地域や場所にもよって生息が異なってきます。
嫌なにおいを放つのが特徴的ですが、農作物にも被害を及ぼすので注意して行かなければなりません。