みなさんこんにちは!
ダスキンサンカ店の白井です。
今回はお家の中にでる大きなクモの代表のアシダカグモをご紹介したいと思います。
見た目は少し気持ち悪いですが、こいつには大きな特徴もありますのでそちらも併せてご紹介致します。
- 生態について(おさらい)
- 意外な特性について
- まとめ
体の特徴
体長はメスで20mm~30mm、オスは10mm~25mmもあり、足まで
含めた大きさにするとCD約1枚分の大きさにもなります。
オスはメスよりも少し体が小さく、やや細身で触肢の先が少し膨らんでいます。
体色は灰褐色で、少しですがまだら模様があります。
実はこのクモは網を張らずに徘徊するクモです。
夜行性で薄暗いところを好み、昼間は隙間などに隠れ、夜になると壁などに出てくることが多く、
日中は雨戸袋や天井裏、家具の隙間などに隠れています。
アシダカグモの平均寿命はオスが3~5年、メスは5~7年程度です。
日本に生息するクモは1年に2回産卵を行い、孵化(卵から産まれる事)し、口にくわえて
餌を食べずに持ち歩いており、孵化する直前に卵を壁に貼り付け、近くの壁で見守っています。
子クモは7~10日後に生まれ、腹部から糸を出し風に乗って糸と共に飛散していきます。(これ
をバルーミングといいます)
メスは10回、オスは8回脱皮を行い成虫になっていきます。
意外な特性
とても大きな体を持っていることから毒を持っていると勘違いされがちですがこのクモは人間に
強い影響がある毒を持っていません。
基本的には臆病な性格で、人間が近寄ると素早く逃げようとする傾向が強く、近くの壁を叩く
などの振動にも敏感に反応をします。
しかし、素手などで掴もうとすると、防衛本能のために大きな牙で噛み付いてきたりします。
気持ちの悪い見た目ですが『人家内外に住むゴキブリやハエ、または小さなネズミなども捕食』し
てくれる益虫です。
なんと!!!!
一晩で20匹以上のゴキブリに噛み付いたという事例もあります。
まとめ
みなさんいかがでしたか?
今回ご紹介させていただいたアシダカグモですが、皆様が気になる特徴としては、お家にいるクモ
などの害虫を捕食してくれます。
見かけた際は、いなくなるまでソッとしておいてあげてくださいませ・・・。(笑)
白井翔太
入社後、シロアリ事業部や害虫全般の作業に従事してまいりました。
お客様先の害虫に対する不安を無くしたい想いは、人一倍強いです。
これからも、お客様が安心して頂ける様に経験を活かしてまいります。
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