皆さま、こんにちは。
ダスキンサンカ店の白井です。
今回は、梅雨時期によく発生するヤスデですが、発生時期やいつまで出てくるのかなど活動時期に関してご紹介致します。
- ヤスデの特徴は?
- 活動サイクルは?
- まとめ
ヤスデの特徴は?
ヤスデは見た目から、ムカデによく間違われてしまいがちですが、体長は約2㎝~7㎝と、ムカデよりも小型の虫になります。
ヤスデは一つの体から2対の脚が出ており、小さい体に多くの脚があるので、より気持ち悪く動いているように見えてしまうのかもしれません。
基本的にヤスデは、雑木林(ぞうきばやし)や、畑の土の中に生息をしています。
落ち葉や枯葉などを食べて生活をしています。
よく間違われるムカデとは違い、ヤスデは毒を持っていません。
しかし、危険が迫ると、とても強烈なニオイを発生させます。
このニオイは特殊な体液を出すことで発生させています。
この体液ですが、発生している際に触ってしまうと痛みが起きてしまう事がありますので、あまり刺激をしないようにしましょう。
活動サイクルは?
ヤスデはよく梅雨時期に発生をします。
5月~7月がタイミング的には大量に発生する時期になります
しかし、ヤスデが発生する時期は上記の時期だけではありません。
そう!!!!!
実は9、10月にも発生をするのです。
なぜかと言いますと、秋頃にも長雨が続く時期がございます。
ヤスデは雨が降り続くと地表に出てきます。
その際近くに家がありますと壁をよじ登ったり家の中に侵入をしてきたりします。
また、ヤスデは1回の産卵で150~300個の卵を産みます。
その卵は1年を通して成虫になり、次の年に卵から産まれたヤスデが大量に発生をします。
ここで『ん????』と思われた方もいらっしゃるかと思います。
ヤスデ達は越冬をするんです。
冬の時期は落ち葉の下や湿気が集まりやすい場所で冬を越えるのです。
上記のような活動サイクルになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はヤスデの活動サイクルをご紹介いたしました。
実は、冬にも地中に生息をしており、来年に向けて成長をしているんです。
お家の周りを湿気がたまりにくい環境にしておくことで少しずつでも数を減らすことができますので、是非お試し下さい。
白井翔太
入社後、シロアリ事業部や害虫全般の作業に従事してまいりました。
お客様先の害虫に対する不安を無くしたい想いは、人一倍強いです。
これからも、お客様が安心して頂ける様に経験を活かしてまいります。
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