

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
お久しぶりです、シロアリお役立ち情報担当の白石です!
先週の記事で「越冬しない虫と越冬する虫」について記事にさせて頂きました。
今回はその続きで、「アリ」はどのようにして越冬しているのかをご紹介していきます。
クロアリの体温は、季節の温度によって変化していくように出来ているため、冬のような寒い時期は温度が低く、自身の体温も低くなり動けなくなってしまいます。
ですから、秋のあいだにエサをたくさん食べ、冬に何も食べなくても生きれるように準備をします。
そして、冬になると土の中にある巣に潜み越冬します。
土の中は地上より温かいため、越冬にベストな場所になります。
巣に出入りするアリが居なくなると、自然と巣の穴は土や砂で塞がってしまい冷気が入らなくもなるのです。
そして春になると、塞がった巣の入口をあけて、活動を始めます。
以前の記事で「シロアリの耐久温度」について記事にしましたが、シロアリは6℃から活動が可能になるため、冬でも一番寒くなる年末年始頃の時期にしか、休眠していないということが分かります。
休眠はクロアリと同じように、土の中にある巣でジッとしています。
ほとんど年中活動しているということは、年中シロアリの被害が出ているということも事実です。
お客様の中で「ハネアリが出る梅雨の時期までに予防しておけばいいでしょ?」というお言葉を頂きますが、年中活動しているためシロアリの対策をしていないおウチは、時期に関係なく対策をする必要があるということです。
土に巣が存在する虫のほとんどは越冬が出来るということを、覚えて頂けたらと思います(^^)
冬になって温かい場所が外に無いとしても、人間が生活するスペースは温かい場所が多いです。
例えば、冷蔵庫のモーター付近などでゴキブリが温まるケースもよくある話です。
虫も生きることに一生懸命ですからね!