

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
あけましておめでとうございます!浜松営業所の坂神です。
案の定、やりますよね・・・『食べ過ぎ』・・・そんなお正月休みでした(笑)
今回は危険生物第十三弾として「アオバアリガタハネカクシ」をご紹介致します!
アリに似て小さく細い虫で、体長6mmほどの小さな虫です。
上部が少し青みがかった黒色(アオバ)、アリによく似た形(アリガタ)、小さな上部の中に大きな羽をたたみ隠している(ハネカクシ)などの形態からその長い名がついたようです。
頭が黒、胸がオレンジと黒、尾がオレンジと黒、という具合に、黒とオレンジの縞模様(しまもよう)です。
体液の中にペデリンという毒を持っており、小動物程度であれば、毒で死に至らしめることもあるそうです。
誤ってつぶして体液が皮膚に付着すると、火傷をしたような「ミミズ腫れ」になるうえ、目に入ると炎症を起こし、ひどいケースになると失明することもあるそうです(;゚Д゚)
生息地は、日本全国に分布しており、水田周りや畑、池や沼、川原など湿気のある土壌を好んで生息しています。
他にも雑草や落葉、石の下など、あらゆる所で生息、繁殖しています。
5月から10月くらいまで見られますが、梅雨の時期から夏にかけて最も増えると言われています。
光に集まる習性が非常に強いので、家の灯りや街灯などによく飛来します。特に夜中まで営業しているコンビニさんは注意が必要です!
また、メスの成虫のみが越冬するとされていますので、家の中などに侵入してくる可能性があります。
殺虫剤などで簡単に死んでしまいますが、死骸でも毒はありますので、決して素手では触らないようにホウキなどで処理して下さい。
いかがでしたか?「アオバアリガタハネカクシ」は・・・(#^^#)
雑食性ですが、稲などに大量発生する害虫のウンカやヨコバイなどを捕食してくれるので、農業では益虫とされています。
強い毒性のために恐れられている反面、役にも立っているという虫なんです!
次回も危険生物をご紹介致します♪