

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
お久しぶりです、シロアリお役立ち情報担当の白石です。
先日の台風21号と22号、どちらもすごい風や雨でしたね。
雨量の多い地域では、床下浸水の被害に遭われた方もいました。
床下浸水に遭った場合、猛烈な湿気対策を余儀なくされますね・・・。
今日は、前回の記事に引き続き、含水率の記事を投稿させて頂きます(‘◇’)ゞ
前回の記事でも説明させて頂きましたが、含水率は、含水率計の針を木材に当て、数値によって、その木材にどのくらい水分が含んでいるのかを、調べる機械です。
まずは理想の数値からお教えします。
含水率で最も理想な数値とされているのが、13%~18%です。
日本には四季が在り、湿気の多い梅雨や、湿気の少ない冬がありますね。
寒暖の差で化学反応が生じる結露と同じように、湿気の“多い、少ない”の差によっても、カビが生えたり、結露が起こります。
よって、湿気は1年通して安定していればいるほど、木材に優しいということになります。
続いては、理想の数値とは反対の、湿気対策が必要になってくる危険な数値をお教えします。
含水率で危険な数値とされているのが、25%以上です。
この25%以上の数値が表示された場合は、早急に湿気を減らす対策が必須になってきます。
この状態のまま、放置しておくと、木材の老朽化が著しく早まり、お屋敷の寿命を、縮める原因になります。
我が社ダスキンサンカでは、含水率が25%になる前に、20%を越えた時点で湿気を減らす対策をご提案させて頂いており、リスク回避をアドバイスさせて頂いております。
それともう一つ、含水率が25%以上になると、木材の内部で“腐朽菌”という菌が活発に活動します。
この腐朽菌が活発に活動すること=木材の寿命を縮めてしまう原因なのです。
腐朽菌については、また次回の記事で細かくご説明致しますので、一週間お待ち下さいませ!
今回は含水率の理想の数値、危険な数値を記事にさせてもらいましたが、いかがでしたでしょうか?
いずれにしても、湿気は少ない方が良いことに越したことはないようです。
湿気が多い方が良いのは・・・しいたけを育てる時くらいでしょうか?(笑)
次回は、終盤に出てきた腐朽菌について記事にしていきますので、お見逃しなく!!!