皆さま、お久しぶりです。シロアリお役立ち情報担当の白石です。
いや~、やっと夏も終わりに近付いてきましたね!サウナ状態の床下が少しずつ涼しくなってきて嬉しいです(笑)
本来床下は太陽が当たらないので外よりは涼しいのですが、僕らみたいに全身を覆い床下へ入るとなるとジメジメして話は別なんですよ~( ;∀;)
ということで、今回は、そんなジメジメに関係したことをお話し致しますね!
- 床下と湿気と虫の関係性
- 湿気が多いと何がいけないのか?
- 湿気を少なくするためには?
- まとめ
床下と湿気と虫の関係性
皆さん、床下と聞くとどんなイメージですか?
・暗い…
・何か(虫)がいそうで怖い…
・湿気ってそう…
上記に似たイメージではないでしょうか?
その通りです、暗くて虫がいて湿気ているんです。
床下に虫が寄ってくるのも、暗くて湿気が多いからなんです。
まず、床下に湿気が多くなる理由ですが、最近のおウチは耐震対策を優先した構造となっており、おウチの土台となっている基礎の面積が多く、風を通す通風口の面積はごく僅かなので湿気が溜まってしまい湿気が多くなります。要は風があまり通らないのです。
そのためジメジメしたところが好きな虫たちは床下へ集い、生活空間にしてしまうんですね。
乾燥したところが好きな虫も居ますが、ほんの僅かです。また改めてご紹介しますね。
湿気が多いと何がいけないのか?
床下に湿気が多いと良くなさそう…こちらも何となくお分かりですよね?
大きくまとめると湿気が多くなるにつれて
・虫が寄りやすくなる
・地震に弱くなる
・おウチの傷みが早くなる
基本的に良いことは何一つとしてありません。では簡単に解説していきます。
・虫が寄りやすくなる
上記に記載してある通り虫たちはジメジメしているところを好みます。
・地震に弱くなる
ラーメンなどの汁物を食べた後の割り箸のように水分を含んだ木材は柔らかくなるため、地震に弱くなります。
・おウチの傷みが早くなる
湿気が多くなればなるほど、カビの発生や腐食が早まり傷みが早くなります。
では上記の解説項目を改善できたと考えれば
・虫が寄りにくくなる
・地震に強くなる
・おウチが傷みにくく寿命が長くなる
ということになり、いいこと尽くめですね♪安心して生活できますよね。
湿気を少なくするためには?
湿気を少なくする、あるいは湿気を溜めないためにはどのようにしたら良いのか?
よくお客様から「床下に炭を入れると良いって言うよね」というお言葉をよく頂きます。
確かに、炭を入れることにより床下のこもったニオイやカビっぽいニオイは改善されます。ですが炭は脱臭の能力が優れているため湿気を少なくする能力はほとんどありません。
まず湿気を少なくするためには風が一番大切になってきます!
風の流れがしっかりあれば床下に湿気が溜まることはありません。
しかし、今のおウチの構造は先ほど説明したように通風口の面積があまり無いため思うように風が流れません。
すなわち、床下用換気扇などのように人工的に風の流れを作ってあげなければならないのです。ダスキンにも床下用換気扇がございますが、また別の記事にてご紹介致しますね♪
まとめ
今や日本家屋と呼べる造りのおウチはほとんど無く、洋風のおウチばかりですよね。
昔の人が日本家屋を建てていたのは日本の四季など考慮した長持ちを優先した考えでした。
時代は変わり耐震を優先した造りとなった今、風の流れは昔より大切になってきています。
白石祥勝
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