豊橋営業所の蒔田です。
夏休みも残り1週間ほどとなりました。連日の猛暑のため、アイスなどに手を伸ばし、夏なのに体重が増加傾向になりつつあります。
さて、今回は、恐い、痛い、気持ちが悪いと3拍子揃った『ムカデ』の対策についてのご紹介です。
- 痛い!ムカデの毒
- 恐怖!家の中に入ってきたムカデ
- 撃退!ムカデ対策とその方法
- まとめ
痛い!ムカデの毒
夏時期になると、どこからともなく侵入してくる『ムカデ』。
「百足」と漢字で書くほど、足が多くあり、クネクネと動く姿は気持ち悪いと感じる方も多くいると思います。
そんな『ムカデ』の恐ろしさの1つは寿命の長さではないでしょうか!?
『ムカデ』の多くは、脱皮を繰り返しながら成長し、5~10年ほどの寿命と長く生きます。
20㎝や、大きいものだと30㎝ほどにもなる『ムカデ』もいるそうです。
そして、もう1つが【毒】です。
一般的にはあまり知られていませんが、『ムカデ』の毒は、蜂の毒と似ている成分が含まれているため、蜂と同様に『ムカデ』に噛まれると激痛、炎症、かゆみなどを伴います。
過去に『ムカデ』に噛まれたことがある方は、アナフィラキシーショック(アナフィラキシーショクとは、アレルゲンが体内に入ることにより急激に引き起こるアレルギー反応。虫刺され、食物反応等様々あり、呼吸困難、痙攣などの症状を引き起こすため、迅速な処置が必要)を起こす可能性があるため、注意が必要です。
万が一、『ムカデ』に噛まれた場合は、早急に病院で診察してもらうことをお勧めします。
恐怖!家の中に入ってきたムカデ
もしも『ムカデ』を家の中で見つけたら、絶叫してしまうでしょう。
それほど、『ムカデ』は恐いものです。
でも、一体どこから『ムカデ』は入ってくるのか・・・と疑問に思いませんか!?
大きなムカデでも、家の僅かな隙間から家の中に侵入してしまいます。
大抵の家には床下(フローリングと地面との間の空間)に湿気が溜まらないように通気口などの風の通り道が作られています。
『ムカデ』だけに限らず、多くの害虫は、このような隙間から入ってきます。
通気口のような隙間は害虫にとって、都合の良い、入り口となっています。
しかし、このような通気口は家には非常に大切で、なくてはならないものなのです。
もし、この通気口を塞いでしまうと床下に湿気が溜まり、床板が腐ってしまったり、害虫の好む空間になってしまい、状況が悪化する恐れがあるため、絶対に塞がないでください。
撃退!ムカデ対策とその方法
最近では、ホームセンターや薬局でムカデ対策の殺虫剤を購入できます。どれも非常に効果があります。
さらに効果的に使用するには、『ムカデ』の隠れ場所に薬を残すことです。
『ムカデ』は夜行性で昼間は物陰に隠れていることが多くあります。
では、『ムカデ』が隠れる物陰ってどんなところなのでしょう!?
- 落ち葉や雑草の下
- プランターや鉢、家のまわりにある荷物の下
- 砂利の下
これらのような物陰を無くすことは、困難かと思います。
そんな場合でもひと手間加えた対策をすることで改善できるかもしれません。
- は雑草や落ち葉を片付けていただくだけでも、『ムカデ』は隠れ家を失い、逃げていくでしょう。
- プランターや荷物は家の壁に密着させず、少し離すことで侵入の可能性を下げることにもなります。
- 意外と砂利の下には『ムカデ』が多く潜んでします。粉の薬剤を撒く時には、家から30㎝ほど砂利を退かしてから薬剤を撒き、もう一度砂利を元に戻せば、より効果的です。
ひと手間を加えるかどうかで、侵入予防や薬剤効果を上げることができます。
一度お試しください。
まとめ
『ムカデ』は噛むや刺すといった認識の方は多く見えるかと思いますが、その毒の怖さや対策に関しては、まだまだ知られていません。
予防や薬剤での対策を行うことで、ご自身やご家族の健康を守ることになります。
『ムカデ』の弱点を知り、皆さまの対策のご参考になれば嬉しいです。
蒔田好孝
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