

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは。ターミニックスサンカ浜松営業所の森田です。
6月になり、ジメジメとした季節になってきました。雨上がりに虫も発生しやすくなっています。
さて、今回は雨上がりの翌日に多くみられるヤスデについてご紹介していきます。
体は数十個の節に分かれている。脚は最初の胴節には無く、2~4胴節には1節に1対ずつ、それより後ろの胴節は1節に2対ずつある。そのため、倍脚類とも言われる。また、頭には8節からなる1対の小さい触角があり、目は種類により有無や数がまちまちである。
一部を除き、固い外骨格を持ち細長い体をしている。腹面はやや平らだが、背面は大きく盛り上がって断面がほぼ円形になるヒメヤスデ目やフトマルヤスデ目のようなものから、扁平なオビヤスデ目やヒラタヤスデ目のようなものまで様々である。
フサヤスデ類は他のヤスデほど細長くはなく、体が軟らかくて背面や尾部に剛毛の束を持つため、一見カツオブシムシの幼虫のように見えてくる。
日本最大種はヤエヤママルヤスデで7cmほどになる。世界最大種はアフリカオオヤスデやタンザニアオオヤスデといったアフリカ産の大型種で最大30cmにもなるのも存在している。
一般によく見かけるのはヤケヤスデで、体長は2cm程度。腐葉土や落ち葉につく真菌類を餌とします。また、洞窟性の種ではコウモリの糞や死骸を食べることがあります。ムカデのように噛むことはありませんが、刺激を与えると丸まって身を守ろうとし、渦巻状にまとまって円盤となるが、タマヤスデ目やネッタイタマヤスデ目は球形になる。また、体表の毒腺から液体や気体の刺激物を分泌する種が多いです。比較的有名なのはキシャヤスデで、踏みつぶした時に出る体液で転んだり、スリップする事例もあります。産卵時期は夏ごろで、その後脱皮を繰り返しながら体節と脚が増えてきて成虫になり、寿命は5年程度生存します。
大量発生をすると見た目がとても不快な気持ちになります。ムカデと違って嚙んだりすることはないですが、つぶした時の体液ニオイがつくとクサイので注意が必要になります。