

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは。豊橋営業所の蒔田です。
毎日寒いと家に籠る時間が多くなってしまします。運動不足を感じつつ、動くことができなく床下で詰まってしまわないか不安になってきます。
さて今回も湿気関連のお話しです。
※この記事は2022/1/13に更新しています。
前回お話しさせていただいたように、木材(家の柱など)は呼吸をします。
その際に空気中に含まれる水分を給水し年数が経つごとに蓄積されていくのです。
その木材内の水分量を計測し数値化したものを含水率(ガンスイリツ)と言います。
この数値が高くなれば高くなるほど水分を多く含んでいるという事なので、木材もスポンジのように柔らかくなります。
柔らかくなった木材では家の重量に耐えきれず亀裂が入ったり、床が傾くなどの症状が出てきます。
住んでいる家が不具合がある・・・これは万が一の時に倒壊・半壊しないか不安になりますね。
そのために、定期的な計測と対策をお勧めしています。
そもそも新築の時の数値を知らなければ、比較が・・・なんて思うかもしれません。
たしかに!!!
1番最初から調べてみました!
まず木材の柱となる前状態・・・つまり地面に木が植わっている時の状態の含水率。
この時、50~80%と言われています。
伐採し、丸太の状態(柱になる一歩前ですね)。この状態で30~50%です。
このまま乾燥させれば柱になりますが、木材から水分が抜ける時には、歪み、割れ、ヒビなどが起こりやすいそうです。
そうならないように枠にはめて、ゆっくり乾燥させていくそうです。
材木屋さんって大変ですね・・・頭が下がります!
そして家の柱として使えるくらいに乾燥させてから大工工事が始まります。
この状態で15%前後です。
つまり新築時は15%くらいってことですね。
では今の含水率はいくつくらいでしょうか?
高ければ湿気が多いということ、低ければ乾燥しすぎということです。
変化が大きいと歪みなどに注意しなければいけませんね!
新築時の状態を維持するのは、なかなか大変です。
その為の湿気コントールです。
長持ちの秘訣かもしれません!!!
今回は、木材になるまでの含水率の変化をお話しさせていただきました。
家の柱になるまで含水率は大きく変わっていますが、それでも新築時の状態からの変化が一番重要になります。
今の状態に関しても、気になる方はぜひお問い合わせください。お待ちしております!!!