皆さま、こんにちは。
ダスキンサンカ店の白井です。
ここ最近の天気が異常な気がするのは私だけでしょうか?
猛暑が続いたり、急に台風が来て雨が降ったりやんだりと・・・。
コロナだけではなく気候の恐怖も少しずつ増えてきましたね・・・。
今回は、つい先日お客様からご質問のあったドロバチについてご紹介いたします。
- ドロバチとは?
- ドロバチは危険なの?
- まとめ
ドロバチとは?
皆様ドロバチと聞いてどんな周囲の虫なのか疑問に思った方や、名前にハチと付いているから『スズメバチ』や『アシナガバチ』の様に危険な種類のハチではないかと不安に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から申しますと・・・・・
『ドロバチは温厚で滅多に攻撃してくることはありません。』
ドロバチとは、名前に泥とついている通り泥や土を使って巣の形成を行います。
巣の中は母親と幼虫が生息しているだけで、母蜂は単独で虫などの食料を狩り、幼虫を育てていきます。
ドロバチの体の特徴は
・体の大きさは14~18mm
・黒い体に所々に模様が入っている
・活動時期は7月~11月
ドロバチの巣の特徴は
・泥や土を使用し作られている
・巣の表面に丸い穴が1~2つある
・外壁などの表面のみではなく、筒状の物を利用した巣も見られる
上記の様な特徴があります。
特に巣の表面に穴がある、巣の形など他のハチとの違いの見分けが付きにくい可能性もありますのでお気を付けください。
特に、地中や木に巣を作られた場合『オオスズメバチ』と間違えてしまう可能性がありますのでお気を付けください。
ドロバチは危険なの?
さて、それではドロバチが危険なのかをご紹介させていただきます。
よく聞く危険なハチとして
・スズメバチ
・アシナガバチ
上記の2種類があげられると思います。
これは、毒性が強く襲ってくるときは集団で襲ってくるため危険度が高いのです。
また、次世代の女王バチの巣立ちの時期になると特にピリピリしており、巣に近づいただけでも警戒音を出し『攻撃するぞ!!』と威嚇してきます・・・。
一方ドロバチは、温厚な性格でこちらから攻撃を仕掛けない限りは攻撃してくることはありません。
また、単独で行動をしており巣にいるのは母蜂と幼虫のみです。
母蜂は幼虫へ餌の供給が終わってしまえば別の場所へ飛んで行ってしまいます。
また幼虫も成長し、餌を食べ終えれば巣の外壁を食い破り外に飛んで行きそのまま巣に戻ることはありません。
まとめ
いかがでしたか?
今回はドロバチのご紹介をさせていただきました。
この記事を読んでいただき、ハチの巣があるかもと思われた方の不安を解消できたら嬉しいです。
白井翔太
入社後、シロアリ事業部や害虫全般の作業に従事してまいりました。
お客様先の害虫に対する不安を無くしたい想いは、人一倍強いです。
これからも、お客様が安心して頂ける様に経験を活かしてまいります。
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