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ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは。ターミニックス浜松の森田です。
今回はアリについてご紹介したいと思います。
〇アリ類の生態
アリは社会性昆虫でコロニー(集団営巣地)の中で生活しています。
コロニーの中には様々な個体が存在し、それぞれの個体は異なる機能や役割を担っています。
1、働きアリ
食料を探し、巣を作り幼虫を育て生殖アリの世話をします。
コロニーにいる働きアリのすべてが食料を探しに行くわけではなく、一部の働きアリがコロニーから外へ出ていき、集めた食料をコロニーに持ち帰る。
まず固形の食料を幼虫に与えられ、幼虫は食料を消費し働きアリに吐き戻す。
働きアリはそれをコロニーの他のアリに分け与えていく。
液状の食料は働きアリが現場で食し、その後吐き戻してコロニーの他のアリに分け与える。コロニーのアリ同士で行われるこの食料の交換は栄養交換と呼ばれる。
2、生殖アリ
一匹しかいない「女王アリ」と複数の「群集アリ」が含まれます。
ただし、アリの種類によってはコロニーに複数の女王アリが存在しており、例えばイエヒメアリのコロニーには100匹程度の女王アリが存在します。
女王アリの主な仕事は産卵であり、群集アリ(翅を持つ雄アリ)と女王アリは新たな場所に新しいコロニーを形成するために飛行する。そして、雄アリと女王アリは群れ行動の際に交尾し、雄アリはその直後に死ぬ。その後、適切な営巣場所を見つけた女王アリは翅を落としてコロニーを作り始める。
女王アリは数年間生き、10万個以上の卵を産むといわれている。
3、アリの変態
完全変態によって成長します。卵から幼虫になり、働きアリに育てられます。
幼虫は蛹を経て幼虫の働きアリ、または生殖アリになります。2,3年後にコロニーが発達すると、群集アリを毎年、生産するようになります。
4、アリの形態的特徴
最も明確に示しているのが、アリの胸部と腹部の間のくびれ部分にある小さなこぶ状の腹柄節(ふくへいせつ)です。種類によって、その腹柄節が1個のアリと、2個からなるアリの2つのタイプが見られます。
日本産のアリでは、クロオオアリやクロヤマアリ等は1つコブの腹柄節、アシナガアリやクロナガアリは2つの腹柄節を持っています。
5、アリの生息場所
アリは地球上で最も栄えた動物の1つで、ほぼあらゆる場所で生息しています。
日本だけでおよそ150種のアリが知られており、人の居住環境の周辺にも10種類(東京)ないし30種(九州)くらい見られます。
〇まとめ
たくさんのアリを見るなかにも役割が決まっています。
アリがどのようにして巣を作り生息しているかを認識して被害等にあわないようにしなければなりません。