昼と夜の寒暖の差で体調を崩しかけた中村です。
皆様も十分にお気を付けください。
今回は近年猛威をふるっているトコジラミについてご紹介します。
〇トコジラミって?
トコジラミは別名、南京虫(ナンキンムシ)と呼ばれています。
被害としては、吸血です。
蚊のように人間に吸血し、噛まれるとかゆみや痛みが続きます。
厄介なのは人の家のどこにでも巣を作れる事、爆発的に増える事、夜行性で夜寝ている間に吸血されてしまう事、通常の殺虫剤では効果が出にくい事などです。
生態については過去のブログで詳しく書いてありますのでご覧ください。
〇近年の増加と理由
トコジラミの増加とありますが、それでもまだ被害にあっているのはごく一部です。
ただ、確実に増えています。
サンカ店への問い合わせから見ても、10年前は年間でほぼ0件だったのが
最近では多い月で1カ月に2~3件ほどの問い合わせがあります。
増加の原因は、海外からの旅行者のカバンや衣服についてきて、持ち込まれた可能性が指摘されています。
持ち込まれたホテルに泊まった人が、さらに自宅に持ち帰ってしまうのです。
わたしが担当させて頂いたお客様も、少し前に旅行でホテルや旅館に泊まった・・という方が多いです。
トコジラミの存在を知らず、トコジラミの被害に気付いた時には大量繁殖していて手に負えなくなっている・・・というケースもあります。
そして繁殖してしまったトコジラミを衣服や荷物につけて出かけるので、さらに被害を拡大するという・・・
恐ろしい連鎖ですね・・・(;゚Д゚)
〇まとめ
私のお客様で、お医者さんに症状を見せたけど、トコジラミとわからなかったという方がいました。
大繁殖し、家中に蔓延すると駆除が超絶困難になります。
トコジラミの存在を一人でも多くの方に知って頂きたいと思います。
The following two tabs change content below.
私はターミニックス事業部の岡崎営業所 副店長としてお仕事させて頂いております。
害虫と一言に行っても様々な種類、大きさ、生態がございます。
今まで培ってきた経験と知識で、お客様に喜んで頂ければ、私も笑顔になってしまいます。