

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
こんにちは。ダスキンターミニックスサンカ豊橋営業所の森田です。
梅雨入りしそうな天候で、虫たちの行動も活動的になってきました。
今回はイエバエについてご紹介していきます。
※2022年6月10日に更新しています。
イエバエは、人が生活している環境に生息し、自然環境ではほとんど存在しません。家屋内に好んで侵入して、台所、居間、トイレで多く見られます。
生態は、体長6〜8mm、体は灰黒色で前胸背に4本の黒い縞模様がある。雌では両方の複眼の間が、雄より幅広いのが特徴です。成虫の寿命は約1ヶ月で、その間50〜150個の卵塊を4,5回産卵する。卵期間は0.5〜1日、幼虫期間は約7日、蛹期間は約4日で、産卵から成虫羽化までおよそ12日間。成虫で越冬し、春〜晩秋まで発生を繰り返すが、盛夏にやや減少して2山型の発生パターンを示す。
ハエは単に食べ物にたかるだけではなく、大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、赤痢菌、腸炎菌などさまざまな病原菌を媒介します。1996年に問題となったO-157もイエバエによって媒介され、その後も被害が続いています。汚いところを歩き回り、足や体に付いた病原菌を運搬します。ハエによって人や家畜に媒介される病気は、赤痢・コレラ・チフス・ポリオ・O-157など60種以上あるといわれています。トイレの水洗化、ゴミ収集など、住環境の向上でハエが減少。衛生害虫としての意識が薄れ、危機意識の低下が問題になります。
ハエが手足を擦りあわせるのは、決して命乞いをして、叩かないで拝んでいるワケではありません。あの独特の行動はグルーミングと呼ばれ、足に感覚器があるため擦りあわせてゴミを落とし、常にキレイにしているのです。このグルーミングという行動はハエ以外の昆虫のいくつかでも見られます。
駆除の方法は エアゾール剤などを直接散布することで駆除できます。ハエ採りリボンや電撃殺虫器などを併用することも有効です。発生源となる糞や堆肥などの管理を徹底して頂くとともに、発生源から飛翔させないよう密閉管理をすることが重要です。また、屋外からの侵入を防止するために出入口や窓には網戸やカーテンを取り付けることが有効です。
家によく見るのはイエバエだと思われます。いろいろな場所から病原菌などを媒介し健康被害になることがあります。見かけたら媒介するかもと思い駆除をしなければなりません。