

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
皆さま、こんにちは。
ダスキンサンカ店の白井です。
緊急事態宣言が解除されておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか??
最近少しずつですが感染のニュースが流れてきて今一度警戒が必要だなと実感しております。
今回は、最近雨が多くなってまいりました。
今の時期に発生する黒い軍団ヤスデについてのご紹介をさせていただければと思います。
ヤスデは見た目から、ムカデによく間違われてしまいがちですが、体長は約2㎝~7㎝と、ムカデよりも小型の虫になります。
ヤスデは一つの体から2対の脚が出ており、小さい体に多くの脚があるので、より気持ち悪く動いているように見えてしまいます。
しかも、発生するときはウジャウジャと大量に壁や床などをぞろぞろと歩き回っている為・・・・・・想像しただけでもゾッとしてしまいます。
ヤスデは、雑木林(ぞうきばやし)や、畑の土の中に生息をしており、落ち葉や枯葉などを食べて生活をしています。
この情報だけですと、環境にとても良い害虫ですよね!!
しかし、ヤスデには問題があるのです!!
ヤスデは、ムカデと違い毒は持っていませんが危険が迫るととても強烈なニオイを発生させます。
このニオイは特殊な体液を出すことで発生させています。
この体液が、発生している際に触ってしまうと痛みが起きてしまう事がありますので、あまり刺激をしないようにしましょう。
数年前には、ヤスデが線路に大量に発生したことで電車がヤスデの大群に乗っかり体液で脱線してしまった事故が起きてしまいました。
ヤスデはよく梅雨時期に発生し、およそ5月~7月がタイミング的には大量に発生する時期になります。
しかし、ヤスデが発生する時期は上記の時期だけではありません。
そう!!!!!
実は9、10月にも発生をするのです。
なぜかと言うと、秋頃にも長雨が続く時期がございます。
ヤスデは雨が降り続くと地中に雨が浸透していき、溺れないように地表に出てきます。
地上に逃げ出てきた時に何があるか関係なく避難をするため、家があれば壁をよじ登ったり家の中に侵入をしてきたりします。
また、ヤスデは1回の産卵で150~300個の卵を産みます。
その卵は1年を通して成虫になり、次の年に卵から産まれたヤスデが大量に発生をします。
ここで『ん????』と思われた方もいらっしゃるかと思います。
ヤスデ達は越冬をします。
冬の時期は落ち葉の下や湿気が集まりやすい場所で冬を越えるのです。
上記のような活動サイクルになります。
いかがでしたか?
今回はヤスデの活動サイクルや発生した時の動きについてご紹介いたしました。
実は、冬も地中で生息をしており来年に向けて成長をしています。
お家の周りを湿気がたまりにくい環境、風通しを良くしておく事で少しずつでも数を減らすことができますので、是非お試し下さい。