

ダスキンフランチャイズチェーン加盟店(株)あゆみっくす
ダスキン ターミニックス サンカ
そろそろ、クリスマスですね♪
サンタさんが主役みたいなところがありますけど、将来的には僕が・・・いや、プーさんが主役になることを祈っている浜松営業所の坂神です(笑)
今回は危険生物第十二弾として、「アルゼンチンアリ」をご紹介致します。
体長2〜3mmほどの小型種で、体色が淡褐色や褐色です。
アルゼンチンアリは、以前から農作物を荒らす害虫として知られている外来種で、わずかな隙間を見つけると、集団で家屋に入ってきては食べ物にたかったり、家屋に営巣したりと、不快を与える害虫です。
以前ご紹介した「ヒアリ」のように毒針は持たないので、刺されることはありませんが、非常に攻撃的な性質を持っており、小さな大顎で盛んに咬んできます。
咬まれてもチクリと軽い痛みを感じる程度ですが、肌の弱い人や体質によっては、咬まれた跡が赤くなったり痒みが残ったりすることがあります。
また、他のアリを襲うこともあり、在来のアリを駆逐してしまうため、日本の生態系に悪影響を及ぼすとも言われています( ゚Д゚)!
日本では、1990年代に広島県で確認され、発見された場所は、港のそばであったことから、おそらくコンテナーや木材などの交易物資に入り込んだものが偶然に持ち込まれたものと言われています。
アルゼンチンアリは人間の移動に付帯して分布を拡大する放浪種で、ブラジル南部からウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン北部に亘る地域を原産地とするアリです。
アルゼンチンアリと呼ばれていますが、アルゼンチンだけが原産というわけではありません。
ちなみにアルゼンチンでは「ブラジルアリ」と呼ばれているそうです( *´艸`)
好む生息場所として、プランターの下やコンクリートの割れ目、マットの下などに巣を作ったり生息をしています。
時々、室内で1、2匹のアリがウロウロしているのを見かけることがあると思いますが、この程度のアリはつい見逃してしまいがちになると思います。
このアリは決して迷っているわけではなく、実は餌を求めて徘徊している『偵察アリ』なのです!
この偵察アリを放置すると、翌朝には膨大な数の仲間を引き連れて戻ってきます。
たかが1、2匹のアリと軽視せず、迷いアリ(=偵察アリ)を見つけたらすぐ殺すことも、アルゼンチンアリなどのアリの屋内への侵入機会を減らす重要なポイントのひとつとなります!
※特定外来生物になりますので注意が必要です!外来生物法(環境省)