こんにちは。豊橋営業所の蒔田です。
最近、めっきり寒くなりましたね。しかし、床下調査に入るとまだまだ暑いなと感じる私です。
さて、今回は浸水に関してです。近年は線状降水帯などで急な大雨、予想以上の大雨が多くなってきたと感じます。その中で、床下浸水被害とシロアリの関係についてお話させていただきます。
目次
- 床下浸水とシロアリ被害の関係について
- まとめ
床下浸水とシロアリ被害の関係について
床下浸水とシロアリ被害は、一見すると関係ないように思えますが、実は密接なつながりがある場合があります。
なぜ床下浸水がシロアリ被害につながるのか?
- 湿気の増加: 床下浸水により、床下の湿度が大幅に上昇します。シロアリは湿気を好み、繁殖しやすい環境を求めるため、湿度の高い床下は格好の住処となります。
- 木材の劣化: 長期間湿気がこもると、木材が腐朽しやすくなります。腐朽した木材は、シロアリにとって格好の餌となり、被害が拡大する可能性が高まります。
- 土壌環境の変化: 床下浸水により、土壌の成分や構造が変化し、シロアリが好む環境へと変化する場合があります。
床下浸水後のシロアリ対策
床下浸水後は、以下の対策を行うことが重要です。
- 徹底的な乾燥: 床下を完全に乾燥させ、シロアリが繁殖しやすい湿気をなくすことが大切です。
- シロアリ駆除: 専門業者に依頼し、床下を徹底的に点検してもらい、必要であればシロアリ駆除を行ってもらいましょう。
- 定期的な点検: 床下浸水後は、定期的に床下を点検し、シロアリの発生状況を確認することが重要です。
床下浸水後の注意点
- 放置は厳禁: 床下浸水を放置すると、シロアリ被害だけでなく、カビや腐朽菌が発生し、住宅の寿命を縮める可能性があります。
- 自己判断での対処は避ける: シロアリの駆除は専門的な知識と技術が必要なため、自己判断での対処は避け、必ず専門業者に相談しましょう。
まとめ
床下浸水は、シロアリ被害を引き起こす可能性のある大きな要因です。床下浸水に気づいたら、早急に専門業者に相談し、適切な対策を行うことが重要です。
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蒔田好孝
私はターミニックス事業部豊橋営業所の営業主任として、従事させていただいております。15年間様々な害虫に対峙してまいりました、その経験と行動力を活かして、お客様を笑顔にしていきたいと思います。
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