こんにちは。ターミニックスサンカ浜松営業所の森田です。
今年も早いもので半年が過ぎました。梅雨明けもなくジメジメが続いていますね。
今回はカツオブシムシについてご紹介していきます。
- カツオブシムシについて
- まとめ
カツオブシムシについて
カツオブシムシがやってくるのは主に屋外からです。カツオブシムシは、外に干していた洗濯物や外出したときの衣類にくっついて自宅への侵入をしてきます。他の侵入経路として、花に付着し侵入してくる場合があります。衣服を食す幼虫とは変わって、カツオブシムシの成虫はマーガレットやデイジーなどのキク科の植物を好みます。このような花を室内に飾ったりベランダで育てたりする場合は、葉や茎にカツオブシムシがついていないかよく確認することが大切です。
日本にいるカツオブシムシは、ヒメマルカツオブシムシとヒメカツオブシムシの2種類です。まずは、ヒメマルカツオブシムシ。こちらは黄色い身体で、植物性と動物性両方の繊維をエサにします。次にヒメカツオブシムシは黒褐色の身体で、動物性の繊維のみをエサにします。植物性の繊維とは綿などで、動物性の繊維はウールやシルク、カシミヤです。
2種類のカツオブシムシには以上のような違いがありますが、厄介な点は同じです。それは繊維をエサにするため、衣類を食い破ってしまうことです。カツオブシムシが衣類をエサにするのは幼虫の時期ですが、その力は強く、ビニールにも穴を開けるほどと言われています。
カツオブシムシは成虫になると、卵を産みます。そうして産んだ卵からは、何週間かすると数十匹の幼虫が生まれます。卵から誕生するまでの期間が短いため、カツオブシムシは放っておくとたちまち増えていきます。そういった悪循環から逃れられなくなってしまう厄介な虫というわけです。
厄介なのは動物性の繊維をエサにするカツオブシムシのしつこい生命力です。特に幼虫は生まれたてだからといって侮れません。ヒメマルカツオブシムシの幼虫は6~12ヶ月間渡飢餓状態でも生存すると言われています。さらに、成虫は水もエサもない絶食状態でも産卵することができるのです。このように生命力の強いカツオブシムシは、殺虫剤で駆除しようとしても場所を移動しては生きながらえることができるのです。
まとめ
生命力が非常に強いカツオブシムシ。被害は大切な衣服を食い荒らすことによってそれらの衣服を使えなくしてしまうのです。
持ち込ませない、繫殖させないことが重要になります。
森田 雄介
所属は浜松営業所にて、静岡県西部のお客様に対してのお困りごと解決を生きがいとさせて頂いております。
スポーツ全般的に趣味ですので、お気軽に話しかけて下さい。
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