皆さま、こんにちは。
ダスキンサンカ店の白井です。
日中もだんだんと肌寒くなってきていますね。
本格的な冬到来と言う感じですね!!!
今回は、衣類を食害してしまう厄介な害虫、カツオブシムシの紹介です。
- カツオブシムシの生態は?
- どこから侵入するの?
- まとめ
カツオブシムシの生態
カツオブシムシとは、衣類に発生をし、繊維を食害する害虫の事を言います。
しかし、成虫が繊維を食べるわけではなく食害をするのは幼虫です。
カツオブシムシの幼虫は衣類の繊維を食害するだけでなく、昆虫の死がいや乾燥食品にも発生をしてしまいます。
カツオブシムシの幼虫期間は約300日です。
幼虫の間は暗い場所を好み、タンスや流し台の下などに生息をして衣類や乾燥食品を餌として生活していきます。
その後、4~6月にかけて蛹(さなぎ)から成虫へと成長をしていきます。
たとえ冬になっても幼虫は死にませんのでしっかりと駆除を行わないと根絶する事はとても難しいです。
どこから侵入してくるの?
前項でご紹介した通り、カツオブシムシの幼虫は暗い場所を好みます。
では、どこから侵入をしてくるのでしょうか・・・。
タンスの中や乾燥食品に自然に発生するわけではありませんので、もちろん侵入されてしまう経路はあります。
・日中に干している洗濯物について侵入してしまう
・外出した時の服に付いて侵入してしまう
・花壇や生け花からの侵入
上記の様な可能性があります。
どれも普通に生活をしている中で行っていたりすることですので、知らない間に侵入してしまう事はあり得ます。
では、どのように防げばいいのか・・・
洗濯物についていたり、お出かけをした際に衣類についてしまっている。
これは、お家での行動で変わってきます。
クローゼットや衣類をしまっているタンス付近で脱いでしまったりすると、そこから成虫が逃げてしまい繁殖をさせてしまう可能性があります。
その為、お家に帰宅したら脱衣所で着替えを行い、洗濯かごにまとめるなどをすると良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は衣類を食害するカツオブシムシのご紹介でした。
幼虫は越冬できるなど驚きの生態もあったかと思いますが、大事な服を食害されてしまうとショックは大きいですよね。
是非お困りの際はご相談いただければと思います。
白井翔太
入社後、シロアリ事業部や害虫全般の作業に従事してまいりました。
お客様先の害虫に対する不安を無くしたい想いは、人一倍強いです。
これからも、お客様が安心して頂ける様に経験を活かしてまいります。
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