ついこの間まで寒かったのに…あっという間の汗!!ミートテック脱がなきゃ(*ノωノ)
まあ、しかし、暖かくなってくると、BBQがとても楽しみになる浜松営業所の坂神です。
今回は危険生物第二十一弾として、BBQでも気になる気になる、感染症を媒介する
「ヒトスジシマカ」をご紹介致します。
- ヒトスジシマカとは?
- 危険性
- 対策
- まとめ
ヒトスジシマカとは?
体長5mmほどで、黒い体に白いラインの入ったよく見かけるおなじみの蚊ですね。
蚊は血を吸うのは産卵を控えたメスだけです。
オスは血を吸うことはありませんし、メスも通常時は花の蜜などを吸って、チョウのようにおとなしく生きています。
蚊は水のあるところに卵を産み付けますが、蚊の種類によって、その場所は異なります。
水のきれいなところを好むもの、汚いところを好むもの、広い場所を好むもの、空き缶や空き瓶などのわずかなたまり水を好むものなど多様です。
そのため、幼虫(ボウフラ)の生息場所も、池や下水溝、浄化槽、水田、古タイヤ、空き缶など様々です。
ヒトスジシマカは、空き缶に溜まったような少量の水でも増殖できます。
危険性
刺されれば痒くなるのはもちろん、危険生物と言われる要因は「感染症」です・・・
(;゚Д゚)コワイ
危険と思われているサメは世界で年間10人ほど亡くなっていますが、蚊は年間72万人・・・ケタ違いですね(;^_^A
デング熱やジカ熱、チクングニア熱、日本脳炎など様々な感染症を媒介します。
日本でも近年、東京の公園で蚊に刺された人が、デング熱を発症したほか、東南アジアで流行したチクングニア熱を引き起こすなど、世界中で猛威を振るっています。
対策
原因となる蚊を発生させないことが大切です。
上記で書きましたが、幼虫であるボウフラは、少しの水があればそこで育ちます。
家の周りの水たまりをなくし、溝の掃除をし、ボウフラのすみかを無くすことが一番の対策です。
また、お出かけの際は長袖長ズボンを着用し、虫よけスプレーなどを使用し対策して下さい。
まとめ
ちなみに、「ボウフラ」とはれっきとした日本語です。
調べてみると三種類の漢字の書き方があるので驚きました。
「棒振」「孑孒」「孑孑」です。
「孑」は子どもの「子」ではない独自の字ですし、ボウフラにしか使いません。
「孒」(単独ではケツと読む)にいたっては、なぜこのような中途半端に作られた字なのか疑問ですね(笑)
次回も危険生物をご紹介致します!
坂神啓太
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