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公開日: 2018/01/16 - 最終更新日:2018/01/15

床下の構造 その3 基礎パッキンのメリットとデメリット

白石祥勝白石祥勝
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お久しぶりです、シロアリお役立ち情報担当の白石です。

新年2回目の投稿となります。

みなさん正月太り大丈夫ですか~~?(笑)自分はなんとか体重を維持しつつも、年末年始の行事でお酒の摂取量が増え、それを考えると不健康になった気がします(*_*;

さて、今回の内容ですが、前回に引き続き、床下の構造について記事にします。
先週は、基礎パッキン工法についてお話しましたが、今回はメリットとデメリットをお話していきます。


目次

  • 基礎パッキンのメリット
  • 基礎パッキンのデメリット
  • まとめ

基礎パッキンのメリット

前回の記事では、基礎パッキンが、どのような造り方なのかをご説明させて頂きました。
さて、この基礎パッキン、どのようなメリットがあるでしょうか?
それは、前回の記事で、地震によって構造が改善をされてきたとご説明させもらったように、耐震性に長けています
これは、通風口を無くすことにより、少しでもコンクリートの密度を上げたことにより、実現した構造です。
それから、従来の床下は下の面が土で、柱が点々と並び、点で支えていたものが今の時代は一面コンクリートで張られているため、面で支えていることになり、こちらも耐震性が増しております。

↑下面が土の床下

 

↑下の面がコンクリートの床下

 

次に、気密性です。

壁面、床下、天井裏など、あらゆる部分に断熱材が入っているため、暖かい空気が外に出ることを防ぎ、外からの冷たい空気も内部に侵入することを防ぎます。
そのため、生活がしやすく快適な暮らしが出来ます。


基礎パッキンのデメリット

改善されている箇所があれば、犠牲になっている部分が生じているのも現実です。
風通口が無くなったことにより風通しが減少してしまい、床下に日当たりが少しあったのも皆無になってしまいます。
このことから、湿気が溜まってしまいがちな他、床下が暗い為、虫が侵入しがちなのも、また事実です。

そして、メリットである気密性は、反対にデメリットでもあります。

なぜなら、断熱材が入っているため、おウチ自体の呼吸ができていないからです。
日本家屋ではお馴染みの「砂壁(土壁)」は、冷気などを取り込んでしまう反面、空気をキレイな空気に入れ替えてくれています。
空気の入れ替えは非常に重要で、人間にも家にも言えることです。

人間にとって、キレイな空気は長寿のカギです。

家にとっても、キレイな空気は長寿のカギです。

すなわち、気密性が高ければ高い程、家の寿命が短くなってしまいがち。
ということになります。


まとめ

今回は、基礎パッキン工法の続きで、メリットとデメリットをご説明させて頂きました。

悲しいですが、どんなことでも良し悪しはあるということですね( ;∀;)

個人的には、耐震性も大切ですが耐久性の方が大切だと思っております!

シロアリ対策をし、風通しを十分にしているおウチは地震にも寿命にも長けていると言えます。

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白石祥勝

白石祥勝

私は、ターミニックス事業部のシロアリ事業部に所属しており、入社10年目でまだまだ中堅ですが、お客様の床下の湿気や白蟻などの害虫に対して一生懸命アドバイスさせていただきます。

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