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公開日: 2018/01/09 - 最終更新日:2018/01/25

床下の構造 その2 シロアリ対策 Ι 新築を建てる前に気をつけたい床下のポイント

白石祥勝白石祥勝
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お久しぶりです、シロアリお役立ち情報担当の白石です。
いや~、無事に新年を迎えることができました~!
皆さん、明けましておめでとうございます。
今年も、ダスキンターミニックスサンカをよろしくお願いします(^^ゞ
去年と変わらず、日常生活に役立つ害虫ブログも毎日更新していますので、このままご覧になって下さいね!

さて、今回の内容ですが、前回に引き続き床下の構造について記事にします。
前回は、日本家屋のことについて記事にしましたが、今回は、基礎パッキン工法という比較的新しい構造について解説していきたいと思います。


目次

  • 耐震を最優先に考えられた構造
  • まとめ

耐震を最優先に考えられた構造

前回の記事では、風通しを優先に考えた構造が日本家屋ということをお伝えしましたが、時代が経つにつれて、おウチの構造も改良を重ね、より人が安心して住める構造に、進化していっています。
そして、この改良の背景にあるのが・・・

そう、地震です。

地震では、数多くの方々が被災に遭われ、残念なことに、家が倒れてしまうケースも非常に多く発生しています。
しかし、地震に耐えるおウチがあるのも、また事実なのです。
これは、床下の構造や外壁の骨組みなど、年代によって耐震性が増していることが大きなポイントとなってきます。
そこで今回は、近年では主流の「基礎パッキン工法」という構造について解説していきます。

まず、みなさんにお聞きします。

通風口をご存知でしょうか?

通風口とは、床下の風通しには欠かせない、風を通す為に設けられている、いわゆる床下の窓のような部分のことです。
基礎パッキン工法には、この通風口が存在しません。

え?そしたら風通しができなくなってしまうじゃないか!!

そう思われますよね。
でも実は、風を通すところが、しっかり設けられているんです。
基礎の部分をアップで見てみましょう。

ちょっとクモさんが写っちゃっていますが、気にしないであげて下さい(笑)
配線も通っていて少し見にくいかもしれませんが、写真の半分から下部分の灰色のコンクリート部分が、基礎になります。
そして、その上に乗っているクモさんがいるところが土台。コチラは木材ですね。
ここまでは、従来の構造となんら変わりはありませんが、よく見てみると・・・
基礎と土台の間に黒い部分が見えるのがお分かりでしょうか?
コチラはパッキンとなっており、この固い樹脂でできたパッキンが、床下の基礎と土台の上、全てに施工されています
実はこれ、メッシュのように隙間が在り、そこから風通しをしているんですね~。

コチラの写真を見て頂くと、お分かりになるかと思います。

写真の奥、基礎と土台の間に微かに光が見えます。
これは、床下から見えた外の光です。

この様に、通風口が無くても、パッキンを通して風を床下に取り入れ、環境を整えているわけです。

では何故、通風口を無くしたのか?
その答えは、冒頭でも説明したように、耐震性の向上です。
これまで通風口として開けていた穴をコンクリートで塞ぐことにより、コンクリートの面積が増え、強度が増しているんですね。

こうして、時代が経つにつれて、より安心して住める構造が開発されていっているんですね!


まとめ

今回は基礎パッキン工法について解説させて頂きました。

少し解説が長くなり、メリットやデメリットについてはあまりお伝え出来ませんでしたので、次週は今回の続きとして、メリットやデメリットについて記事にしたいと考えています(^^)/

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白石祥勝

白石祥勝

私は、ターミニックス事業部のシロアリ事業部に所属しており、入社10年目でまだまだ中堅ですが、お客様の床下の湿気や白蟻などの害虫に対して一生懸命アドバイスさせていただきます。

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