皆さま、こんにちは。
ダスキンサンカ店の白井です。
今回は、クモの中で最も強い毒を持っていると言われる、カバキコマチグモのご紹介をしたいと思います。
- カバキコマチグモの特徴は?
- どんな所にいるの?
- かまれてしまったらどうすればいいの?
- まとめ
カバキコマチグモの特徴は?
カバキコマチグモお特徴は、体は黄色から茶褐色で上下のアゴと下唇は黒色です。
カバキコマチグモは、6月~8月に交尾と産卵を行います。
子供のクモは夏に孵化(ふか)し、越冬(えっとう)をし、その次の夏に成虫になります。
約1年かけて成虫になるんですね!!
実は、このカバキコマチグモは産まれてから脱皮(だっぴ)するまで母クモが一生懸命外敵から子供を守ります。
しかし、初めて脱皮をした子供は守ってくれた母クモの体を食べてしまうんです・・・(怖)
どんな所にいるの?
生息している場所としては、沖縄以外の田んぼや林など、どこにでも生息をしています。
子供の頃は、草むらに住んでいますが、成虫になると、ススキやイネなどの植物に隠れて生活をするようになります。
皆さんがよく見かけるクモの巣を作ったりはしないんです。
夜になると、隠れ家から出てきて草むらを徘徊し、エサになる虫を探し回ります。
エサを見つけると、毒を使用し、獲物を麻痺させて食べてしまうんです。
噛まれてしまったらどうすればいいの?
このカバキコマチグモの毒は、獲物を弱らせるための神経毒です。
噛まれてしまった場合、噛まれた場所が赤く腫れ、激しい痛みに襲われます。
ひどくなってしまうと、頭痛や発熱、嘔吐をしてしまう可能性もあるんです。
カバキコマチグモに噛まれてしまうのは、繁殖をしている6月~8月にかけておこり、特に6月が1番噛まれてしまうことが多いようです。
しかし、こちら側から危害を加えない限りは、攻撃をしてくるような事はありません。
万が一、噛まれてしまった場合は必ず医療機関に受診を行いましょう。
なぜなら、現在このクモの毒に対する血清がないため、対症療法でしか対策がないそうです。
その為必ず噛まれてしまった場合は医療機関に行きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した、カバキコマチグモですが、危険な毒を持っており、親の体まで食べてしまうなんとも恐ろしいクモでしたね・・・。
繁殖時期の6月~8月に外に出かけられる際、ススキやイネがあるような場所に行く場合、長袖を着ていくなどの対策をして出かけましょう。
万が一、噛まれてしまうと、激しい痛みが襲ってきてしまいますので、事前の対策をして、お出かけを楽しみましょう!!
白井翔太
入社後、シロアリ事業部や害虫全般の作業に従事してまいりました。
お客様先の害虫に対する不安を無くしたい想いは、人一倍強いです。
これからも、お客様が安心して頂ける様に経験を活かしてまいります。
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