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公開日: 2017/10/31 - 最終更新日:2017/10/31

含水率 Ι 腐朽菌 Ι 床下の湿気 その2

白石祥勝白石祥勝
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お久しぶりです、シロアリお役立ち情報担当の白石です。
先日の台風21号と22号、どちらもすごい風や雨でしたね。
雨量の多い地域では、床下浸水の被害に遭われた方もいました
床下浸水に遭った場合、猛烈な湿気対策を余儀なくされますね・・・。
今日は、前回の記事に引き続き、含水率の記事を投稿させて頂きます(‘◇’)ゞ


目次

  • 理想の含水率(理想の数値)
  • 湿気対策の必要な含水率(危険な数値)
  • まとめ

 

理想の含水率(理想の数値)

前回の記事でも説明させて頂きましたが、含水率は、含水率計の針を木材に当て、数値によって、その木材にどのくらい水分が含んでいるのかを、調べる機械です。
まずは理想の数値からお教えします。

含水率で最も理想な数値とされているのが、13%~18%です。

日本には四季が在り、湿気の多い梅雨や、湿気の少ない冬がありますね。
寒暖の差で化学反応が生じる結露と同じように、湿気の“多い、少ない”の差によっても、カビが生えたり、結露が起こります
よって、湿気は1年通して安定していればいるほど、木材に優しいということになります。


湿気対策の必要な含水率(危険な数値)

続いては、理想の数値とは反対の、湿気対策が必要になってくる危険な数値をお教えします。

含水率で危険な数値とされているのが、25%以上です。

この25%以上の数値が表示された場合は、早急に湿気を減らす対策が必須になってきます。
この状態のまま、放置しておくと、木材の老朽化が著しく早まり、お屋敷の寿命を、縮める原因になります。


我が社ダスキンサンカでは、含水率が25%になる前に、20%を越えた時点で湿気を減らす対策をご提案させて頂いており、リスク回避をアドバイスさせて頂いております。
それともう一つ、含水率が25%以上になると、木材の内部で“腐朽菌”という菌が活発に活動します。

この腐朽菌が活発に活動すること=木材の寿命を縮めてしまう原因なのです。

腐朽菌については、また次回の記事で細かくご説明致しますので、一週間お待ち下さいませ!


まとめ

今回は含水率の理想の数値、危険な数値を記事にさせてもらいましたが、いかがでしたでしょうか?
いずれにしても、湿気は少ない方が良いことに越したことはないようです。
湿気が多い方が良いのは・・・しいたけを育てる時くらいでしょうか?(笑)
次回は、終盤に出てきた腐朽菌について記事にしていきますので、お見逃しなく!!!

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白石祥勝

白石祥勝

私は、ターミニックス事業部のシロアリ事業部に所属しており、入社10年目でまだまだ中堅ですが、お客様の床下の湿気や白蟻などの害虫に対して一生懸命アドバイスさせていただきます。

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