秋といえば、食欲の秋、そろそろ地元の小学校では、焼き芋集会があるはず…
食べたいなぁ…焼き芋…と、最近焼き芋に目がない浜松営業所の坂神です。
今回は、最近ニュースでは、報じられなくなっていますが、少しずつ日本に侵入してきている殺人アリ、「ヒアリ」についてご紹介させて頂きます。
- ヒアリとは?
- 生息地など
- まとめ
ヒアリとは?
体長は3~6mm程で体色は赤茶色で腹部が暗色になります。
腹部の先にある毒針からは、ハチ毒よりも複雑とされる猛毒を分泌し、刺されると「火蟻」の由来ともなった火傷のような痛みに襲われ、めまいや頭痛、吐き気、発汗などの症状が現れます。
さらに、2度目以降はアナフィラキシーショックを起こす危険性があります。
※アナフィラキシーショック…毒物の注入などによるアレルギー反応のこと。
特に、同じ毒にふたたび冒され場合は、1度目より強い反応が出て症状が悪化することがあります。
生息地など
もともとは南米中部に生息するアリですが、現在は、アメリカ・オーストラリア・カリブ海・タイ・台湾・フィリピン・香港・中国とアジア圏にも生息が確認されています。
また、積み荷などに混じって生息範囲を広げており、2017年6月には、神戸港に陸揚げされたコンテナや、東京港などでも発見されています。
さらに港湾部だけではなく、コンテナが運ばれた内陸部でも発見が相次いでおり、危険地帯は広がりつつあります。
最近では、2017年9月に名古屋市で、事業者敷地内のコンテナ内で発見されています。
まとめ
ヒアリについてご紹介致しましたが、他のアリとなかなか区別がつきにくいアリになりますので、むやみに生きているアリは触らないことをお勧めします。
日本ではまだ確認されていませんが、ヒアリが作る蟻塚(巣)には絶対に近づかずその場から離れましょう。
まだまだ日本には危険生物がいますのでご紹介していきたいと思います!
坂神啓太
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