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公開日: 2017/08/25 - 最終更新日:2017/08/24

茶色い小さい虫!?「シバンムシ」の好む物と対策

坂神啓太坂神啓太
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休みの日は、掃除か、DIYで棚を作っている浜松営業所の坂神です。
虫が多いこの季節、部屋でゴマ粒みたいな「茶色い小さい虫」見たことはありませんか?
それは「シバンムシ」という虫かもしれません。
一匹だけならまだしも、大量にいたらと思うと・・・ゾッとしますね(汗)
 
目次

  • シバンムシとは
  • シバンムシの好む物
  • 対策
  • まとめ

シバンムシとは

この茶色い小さい虫の正体は、「シバンムシ」という甲虫の仲間になります。
わずか体長2~3mmで、よく見るとコガネムシを小さくしたような形をしてるのが特徴です。
春から秋にかけて見られ、特に7~8月頃にもっとも多く発生します。
小さいので網戸や窓枠の隙間や人の出入りなどで室内に侵入してきます。小さいので気づかないですね・・・(汗)
 

シバンムシの好む物

シバンムシの大好物は主に「乾燥食品」「乾燥植物の加工品」などを好んで食べます。
 
・乾燥食品
乾麺(パスタ、そうめん、など)、粉類(小麦粉、パン粉、コーヒーなど)、お米、パン、クッキーなどのお菓子、香辛料、乾燥しいたけ、ドライフルーツ、ゴマ、ペットフード など。
シバンムシは“粉っぽいもの”や“乾燥させたもの”が大好物です。
 
・乾燥植物の加工品
畳、ゴザ、すだれ、本、じゅうたん など。
加工品はかじって穴を開けてしまうので非常に厄介!
 
前の記事で「紙魚(シミ)」ついて書きましたが本に穴をあける犯人は「シバンムシ」と言われています。
古くから「紙魚(シミ)」によるものと考えられていましたが、これらの被害のほとんどが「シバンムシ」の仲間によるものです。
「紙魚(シミ)」は「表面をかじり取る」ため、このような穴をあける行為は行わず、彼らにとって濡れ衣だったのです(笑)
 

対策

まれに見る程度なら、「市販の殺虫スプレー」などの対処で十分ですが退治してもシバンムシを毎日何匹も見るようなら、室内のどこかで繁殖している可能性があります。
発生源となっているものを見つけ処分しましょう。
「乾燥食品」「乾燥植物の加工品」など繁殖しそうな物をすべて調べ、発見したらすぐに処分しましょう。
発生源をとり除いたあとは、再び発生させないように対策をしっかり行うことが大切です。
 
・食べ物をきちんと管理する
食材、食品は早めに使いきり食べ物を長期間放置することで、シバンムシの格好のエサ場になってしまいます。
買いだめは最小限に抑え、できるだけすぐに使いきる量を買うようにするとよいでしょう。
 
・こぼれた粉や食品クズはすぐ掃除する
丁寧にとり除くことが、シバンムシを予防することにつながります。
 
・できるだけ密封できる容器に入れる
常温で保存するものは、タッパーなどフタがしっかり閉められる容器に入れます。できるだけ冷蔵庫に入れるのもオススメです。
 
・「乾燥植物の加工品」の予防対策をする
もっとも厄介なのが、畳などが発生源となる場合です。
こういった「乾燥植物の加工品」は、シバンムシにとって常にエサがある居心地のよい場所になるだけでなく、発見までに時間がかかり、退治するのが非常に大変になってしまうのです。
 
・日光で日干しする
 畳やゴザなどを定期的に日光で日干しするだけで大きな予防効果があります。
 

まとめ

大量に発生したシバンムシを退治するのは、非常に骨が折れる作業です。
はじめは面倒に感じるかもしれませんが、ちょっとした心がけでシバンムシのいない快適な部屋になると思って定期的にお掃除などをしてみてはいかがでしょうか?
 
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坂神啓太

坂神啓太

笑顔が一番!ターミニックス事業部浜松営業所の坂神です。お客様が笑顔になって頂けるのが、最高のごちそうです。これからも、お客様の害虫に対しての不安な顔を笑顔に変えていきます!

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