最近暑くなり早くも夏バテぎみの坂神です…暑いです。
さて、これから夏にかけて出てくる皆さん大嫌いな虫の王様『ゴキブリ』の予防について書いていきます。
- ゴキブリの種類
- 環境
- 対策
ゴキブリの種類
ゴキブリは世界に約4000種類確認されておりますが、その中でも今回ご紹介させて頂くゴキブリは日本でよく見る「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」の2種類です。
一般般住宅に生息する代表的なのは「クロゴキブリ」になります。
体長は30~40mm、黒光りした一目見てしまえば叫んでしまうゴキブリです(笑)
また、飲食店などに多くいるのは「チャバネゴキブリ」です。
体長は10~15mm程の小型種で『柿の種』程の大きさや色をしています。
(こんな事を書くと柿の種が食べられなくなってしまいますね…すみません)
環境
ゴキブリを含め色々な害虫を発生させない方法は掃除になります。
食べ残しや食べかすなどはゴキブリの餌となるため、こまめに掃除や片付けするのはもちろんですが髪の毛やペットの毛なども餌になる可能性がありますのでこまめに掃除をしましょう。
また、台所の生ごみは食べ物、水分とゴキブリなどの害虫が好む物がそろっていますのでこまめに片付けましょう。
食べ物などのほかに、ゴキブリが好む物があるのですがそれは何だと思いますか?
意外にもそれは「ダンボール」です。
ゴキブリは狭い隙間に潜むのを好みますが、特に5~6mm程度の幅がゴキブリにとっての最適だとされます。
ダンボールの断面の幅がちょうどよく、保温性があって温度的にも都合がいいため、ダンボールの中に入り込むゴキブリやそこに産卵することもよくあります。
引越しや宅配便のダンボール、スーパーなどからもらってきたダンボールを家の中に保管しておくのはおすすめできません。必要のないダンボールは極力、処分しましょう。
対策
ゴキブリの卵は固い殻で覆われていて、通常の薬剤は効果がありません。
寄せ付けない臭いや超音波機器はゴキブリを遠ざけるのが目的ですし、スプレー式の薬剤は今そこにいるゴキブリは駆除できますが、卵は駆除できません。
粘着式の罠や待ち伏せ式殺虫剤、バルサンなどの噴霧式も同様です。
ゴキブリを駆除しても卵を残しておくとやがて卵からかえり、立派なゴキブリへと成長しまた繁殖してしまいますので完全な根絶が難しくなります。卵もすべて駆除することが重要なのです。
中心的に使用すべきなのは「置き餌式殺虫剤(ベイト剤)」です。
市販の薬剤で、置き餌式の殺虫剤としてよく知られているのは「ブラックキャップ」などがあります。
設置ポイントは、ゴキブリが好む水まわりを中心に冷蔵庫の下、暗がりの棚の中にしかけることです。
一度見かけた場所や、粘着罠を仕掛けて効果があった場所のほか家具の隙間や部屋の隅などに設置していきます。
いっぱい設置したから良いというわけでもありません。
説明書通りの容量と使用期限を守りましょう。
使用期限が過ぎた物は毒の効果がなくなり餌になってしまう可能性がありますので注意しましょう。
まとめ
ゴキブリの被害がなくならないのは、家にいるゴキブリを駆除しきれないうちにどんどん繁殖してしまうからです。
「きちんと駆除して、新たなゴキブリを寄せ付けない」これでゴキブリの被害は止めることができます。
小さな隙間からも入ってきてしまうゴキブリの侵入を防ぎきるのは簡単ではありませんが、ゴキブリ『ゼロ』の家を目指して、できることから対処していきましょう。
坂神啓太
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